パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法 地味だけど一生役立つ「考える技術」
- かんき出版 (2020年6月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761274993
作品紹介・あらすじ
企画した本1000万部突破!
仕事にも、人間関係にも、恋愛にも、お金のことも、家族のことにも使える
「地味だけど一生使える思考の技術」
感想・レビュー・書評
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1.この本を選んだ目的
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・非常に興味を惹かれるイラストと、「パン屋ではおにぎりを売れ!」というタイトル。いつか読みたいと思っていたら、会社の本棚にあったので、借りてきました。最近ボリュームがある本ばかり読んでいたので、ちょっと息抜きで読み始めました。…とはいえ、目的は何かと考えると、最近、クリティカルシンキングを学校で学ぶ中で、自分の考えが、まだまだ浅く、狭いことがよくわかりました。ですので、いまだにモヤモヤしている思考について、モヤモヤが少しでも消えるきっかけになるものがみつけられれば目的達成です。
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2.概要
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・全5章で構成されています。
1.考えるについて最初に知ってほしい3つのこと
2.考える技術で未来は変えられる
3.考える技術を思い通りに使いこなす
4.頭の中をクリアにする思考ノートのつくり方
5.考える技術がさらに上がる習慣
・クリティカルシンキングのフレームワークに沿ったような内容でした。
例えば、
・思考の癖を意識させる
・ゴールを決める(イシューを押さえる)
・インプットして現状を把握する(結果、原因を押さえる)
といった内容がでてきます。
・クイズ形式で思考のトレーニングをする部分はほとんどありません。
・筆者が外部から影響を受けた本や、人の情報がたくさん出てきます。
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3.感想
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・クリティカルシンキングなんて学習したことないという人には、響く部分がでてくるかもしれません。クリティカルシンキングをしっかり学習した人には、復習になると思います。それから、マインドマップを知らない人にとっては、マインドマップが「数珠つなぎ法」として登場してくるので、そこも学びになるかもしれないです。
・筆者の考える、「考えを広げる方法」と「考えを深める方法」というものが3章で出てくるので、この部分はオリジナルティを感じました。個人的には、広げる方法の「ずらす法」という、価値を再定義するというのがよかったです。このずらす法のようなことを普段意識することはありますが、一つの方法として定義することで、そこに対する意識が必須となるので、これはよかったです。逆に、考えを深めるという点においては、ちょっと響かなかったです。
・本を読んだ結果、思考のモヤモヤは、まだまだなくなりそうだけど、少しは消えたかもしれません。
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4.具体的にどのような点を学習したか?
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・クリティカルシンキングを意識するときに、ある程度のフレームワークに当てはめて、「イシューを定義できているか」、「結果を押さえられているか」などを考えますが、その思考の中に常に存在していないものが、「この本の中にないか?」を意識して読みました。
・具体的には物事に対して、360度の視点を意識できていない、価値やバイアスをずらして考えることができていない、良い面・悪い面の反対の見方をすることが癖にできていないというところが、自分に欠けている点として学習しました。
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5.具体的にどのような行動をするか?
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・いろいろな物事に対して、矢印のイメージを持って、ベクトルを意識して捉えていましたが、360度の視点を意識して取り組んでいきたい。
・そういうもの、という意識を、少しずらして考えることが常に意識できるようにして、実際に少しスライドして物事を捉えるようにする。
・良いと思っているものに対して、「それがダメなことは何か?」、悪いと思っているものに対して、「それが良いことは何か?」を考えることで、本質を見極められるようにする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
考え方を知っている友人に、わたしは考え方が下手くそだ、と言われたことがある。
考え方に上手いも下手もあるのか?と思っていたが、その友人にちょっとした相談事をしたとき、合点がいった。論理的な考え方というのは、こういう風にするのだ、と。
この本を読むと、論理的な考え方、非論理的な考え方、物事を他の視点から見ることの大切さ、発想のヒントに気付けるかもしれない。また、わたしのように、上手に考えることができていない人は、いかに普段、それに気付かずにいるのかがわかると思う。
考えているつもりになっているだけのことがどれだけ多いか。
うまく考えることができるようになるまで、繰り返し読みたい本。 -
人生に大切な4つの思考法。ロジカル思考力、課題発見力、問題解決力、アイディア力。どれも簡単で楽しみながら実践出来そう。
同シリーズのバナナの魅力〜は合わなかったけど、こちらは参考になった。 -
1.「バナナの魅力を100字で伝えてください」の方を読ませていただき、面白かったので違う本も読むことにしました。
2.本書は「考えること」に焦点を置いた本です。アイデアは現実の課題や障害を突破するために非常に強い力を発揮してくれることを本書では述べています。
人は考えたつもりになっていることが多く、話を聞くと
実はそこまで考えていないことが多々あります。そうならないために、しっかりと「考える」ために著者自身の思考法や企画の立て方を述べています。
3.インプットがない状態では良いアイデアは思い浮かんでこないというのはまさにそうだと思いました。最近は、「とりあえずやってみる」という考えが主流になっていますが、何もない状態でやっても失敗するだけです。ここで大切なのは、「反応すること」ではなく「考えること」です。何かの企画を依頼されたらまずはゴールを決め、ちょっと情報を足してからスタートする
程よい「とりあえず」を実現できるのではないかと思います。 -
編集者である著者がごく平凡な人でもできるような思考法をまとめた本。
最近『編集者』に興味津々で、編集者ってどういう思考で仕事してるんだろう?と気になって読んでみたが、ベストセラー編集者の仕事ぶりがしっかり伝わってきた。
文章も構成も分かりやすく、読みやすい。本の内容の通り、読者のことをしっかり考えている。読者の気分がよくなる言葉もしっかり入っていて、読後感が良い。ついでに表紙や章扉のフォントが良い。
〇〇シンキングなどの横文字を使わず説明してあるので、娘(小6)でも身構えずに読めそうだなーと思い、娘用のKindleにこっそり入れておいた。
装丁は杉山健太郎さんという方が手がけているらしい。タイトルの黒文字のフォントと赤の使い方がグッとくる。
『どこでも誰とでも働ける』(尾原和啓・著/ダイヤモンド社)も好みの装丁だと思っていたら、彼のデザインのようだ。読んでみようかな。
☆何を考えて、何を行動に移すかが私の未来をつくる。思う、ではなく、考える。躊躇わずに行動しよう。 -
思考法について書かれた本。
ケースごとにどのような思考法が最適なのかを記載されおり、クリティカル・ロジカルシンキングなどの多数の本が出版されているが一番わかりやすい本だった。
最後の締めくくりで、
『自分らしく生きる=自分の考えたことを実行する』
そのための思考法ということで締めくくられているが、
ビジネス・自己啓発のための思考法ではないという点が、
いい本と出会えたとおもわせてくれた。
本当に参考になる一冊だった。 -
すごく勉強になって、理解しやすくて、おもしろかった。
著者の短所を長所にしたり、同じモノでもポジティブな伝え方(文字)が素晴らしい。 -
そもそも考えるとは何なのか。普段当たり前すぎて素通りしてしまっている問題に向き合い、分かりやすく解説している本。
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当たり前すぎる。
15分程度で読み切れる内容の薄さ。
読みやすさ重視なのか、1ページあたりの文章が少なすぎる。そして、知識が浅い。
本当に、一つのテーマを思考するのに本を5冊読んでいるのだろうか。ビジネス本レベルの本を読んでも意味がない。
10万部以上の本を何本もを出しているというのなら、一冊にもっと神経を使って欲しい。
この程度のレベルを何冊出そうがこれっぽっちも偉くない。
批判的なコメントになってしまって申し訳ないが、
私は著者の本は2度と読まないだろう。
良い評価が多くとても疑問です。
読む価値なしです。 -
思考術の話
考え方の角度や視点、方向性を変えることに新たなチャンスが眠っている
何度も読んで定着させたい