認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 117
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761273743

感想・レビュー・書評

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  • 1日2回は歯磨きをしているのに、歯医者に行くことが増えてきて治療もなかなか終わらないので、歯磨きについて学んだ方がいいと思い、ネットで何冊か見当をつけて本屋に行った。本棚には目当てのものがなかったが、この本を立ち読みしてみると、良さそうだったので購入。本屋に感謝。

    まだ自分の認知症の予防については考えたことがなかったが、全年齢、まあ特に中年以降や虫歯になりやすい人に対しては必携と言ってもいいほど有用な本だと思うので、もっと歯を主体としたタイトルでもよかったのでは…と思う。本屋が歯のところに置いてくれていたので結果オーライではあるけれども。

    実際に歯をどのようにケアしていったら良いかが詳しく書かれていたのでとても満足。アーユルヴェーダが好きなので時々やっていたオイルプリングも、習慣にしたいと思った。

    歯のケアではないけど、各種の病気や認知症の症例の説明を通じて、歯を大切にすることが豊かに暮らしていくためにいかに大切か、説得力があって良かった。歯がなくなって栄養を取り込めなくなると人間は生きていけない、確かに「歯は命」なのだと感じることができたし、歯を大切にすれば食事なども高齢になっても楽しむことができる、という希望を持つことができた。

    日本は歯についての意識がかなり低いように思う。虫歯になったりして歯医者に行って先生に質問して初めて聞いたけど義務教育の段階で言っておいてくれよ〜、というようなことも少なくない。自衛しないといけないのは大変だけど、やっていくしかない。

  • 歯磨きがしたくなり,歯医者に行きたくなる本です。
    あと,ガムも買いました。

    歯を磨くことが直接的に健康に結びつくというよりも,歯を磨くことによって歯周病や歯を抜いてしまうことを防ぎ間接的に他の疾病を防ぐ効果があるということを理解しました。

    子どものときから習慣化させたいですね。
    学校でも,給食のあと生徒全員で磨いていたことを思い出します。
    歯磨き指導もやりようによっては必要性を伝え,日頃の生活から自分の健康を守る意識を持って歯磨きできればいいのになぁと思うが,それがいかに難しいか。

    終盤では,歯医者が老人との社会的なつながりを担う役目があると。
    病院の役割は予防のみならず人と人のつながりを保つことも重要であると。
    であるならば人と人の関係性に特化した病院があっっても面白そうですね。

  • 予防のために歯医者さんへいく

  • 歯磨き1日15分

  • 2022/08/17 読了

  •  数年前から定期的に歯科検診に行ってるんだけど、歯科検診はいいのです。歯を丁寧に磨いてると褒めてくれる。(雑に磨いてると怒られる)

     そんな習慣をイイネと褒めてくれる本。

     著者は歯科医かと思ったら認知症医。
     歯があることによる咀嚼の刺激で脳が活性化されるそうな。それはそうかもなぁ。

     ただ、この本を読むだけで何とかなるというよりは、予防診療に注力してる歯科医を見つけて定期的に通って何とかなることな気がする。
     そんな訳で、歯科の定期検診をオススメしたい。

  • 歯の健康は、脳をはじめとした他の部位にも大きな影響を与えるというのは知られてきているところですが、そのあたり知識をひととおりフォローしておきたい人向き。

    オリーブオイルなどのオイルでうがいする「オイルプリング」は、試してみようかなと思っているところです。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=14238

  • 最近、脳が衰えてきた気がするという状況に歯止めをかけ改善する方法は、歯を守ること。歯を使って噛むだけで、脳の血流を増やし、脳の広い範囲が活性化できる。これからは、人々の健康を守るためには、医科歯科連携が何より重要。

    このタイトルをつけた編集者に拍手。

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著者プロフィール

1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。認知症専門医。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療・介護・福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。主な著書に、『認知症専門医が教える 脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!』『ボケ日和』(小社)などがある。

「2023年 『マンガ ぼけ日和』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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