- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761272067
感想・レビュー・書評
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メンタル系の救急箱
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「スゴ本」で紹介されてたので借り。
ザザっと読み。リフレーミングとか、抑うつの話は参考になった。
攻撃的な発散方法(ものにあたるなど)はより攻撃性を高めてしまう、とのこと。
スピリチュアル系の本なのかしら?胡散臭くないのかしら、と思いつつ読み始めたが、巻末には参考文献がきちんと書かれてたり。信頼できそうな一冊で、しっかり読み返したいと思った。 -
【生き方】自分で心を手当する方法/ガイ・ウィンチ/ 20180705 (42/710)<304/98976>
◆きっかけ
・日経広告
◆感想
・これくらいできるくらいにメタ認知していたい。必要なとき必要な方法で活用したい。
◆引用
・心の痛みにもシンプルな救急箱を用意しておこう。
・悩みが頭から離れないときーとらわれ、抑うつ的反芻
-症状1:暗い気持ちがどんどん大きくなる
-症状2:怒りがどんどん大きくなる
-症状3:正常な思考や判断が難しくなる
-症状4:人間関係がうまくいかなくなる
・手当の方法
-手当てA:視点を変える=他者視点(起こったことを誰か他人の目で見て、そこにいる自分を客観的に観察する)
シチュエーションをイメージして、そこからズームアウトして自分を眺める。
-手当てB:いやな考えから目をそらす。考えない努力をするのではなく、別のことを考える。
-手当てC:怒りをリフレーミングする(悪気がなかったと考える。ピンチをチャンスに考える。何を学べるか考える。相手の弱さに気づく)この悪口が自分を強くしてくれる。
・自分が嫌いになってしまったときー自信のなさ、自己肯定感の低下
-症状1:心が傷付やすくなる。
-症状2:ポジティブな言葉や行動を遠ざける
-症状3:嫌なことを必要以上に我慢する
・手当の方法
-手当てA:自分に優しい言葉をかける(失敗・恥かいたことを思い出す=>その出来事が自分ではなく他人にあたっと仮定する=>その人の心の苦痛を取り除く為に励ます言葉を考える=>もう貴地度自分の経験と感じたことを公平に客観的に捉える)
-手当てB:自分の強みを確認する
-手当てC:ポジティブな評価を受け入れる
-手当てD:要求を相手に伝えて改善
-手当てE:もっと自分をすきになれるようになる。意思力の筋力は使いすぎると疲れる。意志力を少しずつ鍛えるのと同時に、よけいな誘惑や判断で意志力を無駄遣いしないようにする。
・意志力を鍛えるエクササイズ
-なるべく利き手以外をつかう
-空腹は意志力を低下させる
-誘惑から身を守る(誘惑に出会わないようにする、脳にリスクを思い出させる、マインドフルネスを身に着ける(*)
・マインドフルネス
-リラックスして呼吸に集中
-欲望が心に押し寄せる様子をグラフのようにイメージする
-自分の体の様子を観察する
-欲望の波が静まるのを待つ -
予防的に読むもよし、困ってから読んでもいいと思う。もちろん、本なので限界はある。限界が有ることをわかった上で、著者は様々な提案をしてくれるという点で誠実だとお思う。
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心が弱まった様々な状態に、セラピストである筆者が、症状毎にカウンセリングをするという形式で書かれた本。
拒絶、孤独、喪失、罪悪感、など。実際のカウンセリング事例をもとに、自らケアする方法を指南。
一つ一つの手当は、他の本でも言われているようなオーソドックスなものだが、事例と対応策が具体的でわかりやすい。
まず、考えをまとめるために状況を書きだす方法が多いなと感じた。書き、それを見ることで、自分の状況が客観視できるのだろう。
他にも、自分に対して主観的に視野が狭くなっている状況を客観的な目線を取り入れることで、考え方を変え、ポジティブになれる方法が記載していある。
・自己否定を言い負かす(拒絶)
・ネガティブな色眼鏡を外す(孤独)
・自分のマイナス行動に気付く(孤独)
・怒りをリフレーミングする(自己否定)
・自分の強みを確認する(自己否定)
・視点を変える、他者視点(抑うつ)
また、あえて不都合な状況を避けるということ、一息おくことで切り替えられる、とらわれない状況にして心の健康を取り戻す。という方法も、「逃げる」=「悪い、さぼっている」と自分は考えてしまうことがあるが、時に有効であるので、逃げている状況を肯定することが重要なのだなと思った。
・いやな考えから目をそらす(抑うつ)
・不安とプレッシャーから注意をそらす(口笛を吹く、独り言をいう)(失敗、挫折)
喪失、トラウマの章で語られていた、過去のトラウマをあえて語らない方が回復が良い、引きずらないという話は印象的だった。
語ることで癒されると思っていたが、あまりにも嫌な思い出からは、なるべく遠ざかり、考えない、無視することも回復への近道(時間が回復を助けてくれる)のだということは知らなかった。 -
傷ついた心を自分で手当てする具体的な方法などが本当にわかりやすくわかりている。生活レベルで役に立つ心理学というのはここまで進化したのか◎とひどく感心した。
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ブックエースで立ち読み
さわりだけだが、面白そう。 -
拒絶、孤独、喪失、罪悪感、とらわれ、挫折、自信喪失といった心の痛みにはどのような症状が表れ、自分でケアするためにどのような手当をすればよいのか具体的に示されている。
ざっと読みながら、今の自分自身にはとりあえず症状もなく、手当の必要がないことを感じた。
内容は具体的なので、ケアが必要なときには役に立つものと思う。
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