手塚治虫 壁を超える言葉

制作 : 手塚 治虫 
  • かんき出版
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本棚登録 : 38
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761270346

作品紹介・あらすじ

あなたは、本当の手塚治虫を知っているか?人生の壁を超えるための勇気と情熱。

感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫一生崇拝

  • いつだって、貪欲だった。
    誰よりも、自分を信じた。
    少しずつでも、歩を進めた。

    僕は描きたいんです。
    描くことなら、いくらでもある。

    いい映画をたくさん観なさい。
    いい小説をたくさん読みなさい。
    いい音楽をたくさん聴きなさい。

    僕にとってなによりも重要なことは、ハングリー気持ちだ。つねになにかに飢えている緊張感が、僕の健康を支えている。

    僕だって、描くんだったら一位になりたいんです。

    なんとしてでも、この世界を、この地球を、未来へとつなげていかねばならないと思います。僕には何の力もないから、ただマンガでこんなことをメッセージしつづけたのです。僕は大人の目から見たらわかりきったことのように思われようが、いちばん大事だと感じるものをメッセージしつづけてきたつもりです。

    あと40年ぐらい描きますよ。アイデアだけは、バーゲンセールしてもいいくらいあるんだ。

    おとななんかすぐ死んじゃうんだから子供たちにメッセージを送らなけれはいけないんです。

    時にはよっては、信じていた人々に裏切られることもある。そんな時、自分自身が強い楯であり味方であることが絶望を克服できる唯一の道なのだ。なんどもの体験からひとつのことばが生まれた。「人を信じよ、しかしその百倍も自ら信じよ」この座右の銘は私の創作なのである。

    世界中の子供たちがマンガを読み、お互いに理解しあって、行動を起こしてほしい。それがきっと平和につながると思うんです。世界語の漫画を、使って何かやる、素晴らしいことですよ。

  • 1時間もあれば読める。多分、どこかで耳にしたことが書かれていると思うけれど、それでもいい言葉は、やはりいい。

  • とても読みやすく手塚治虫が解説されています。プロ、職人という言葉がぴったりハマる手塚氏。見習います。

  • 仕事のし過ぎで、早死にしたと思っている。もっと生きて色々描いて欲しかったのに、、、

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    http://www.kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761270346

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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