- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761267193
感想・レビュー・書評
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小学校中学年〜高学年向け
月経の手当てについて、わかりやすく書かれていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まずは11歳娘にと購入。9歳息子も読んだ。
直後、内容についてとくに話す雰囲気でもなかったけど、集中して読んでた。うちは母子家庭かつ歳近い姉弟だから日常的に異性の生態を見ている環境ではあるけど、こういうものなんだと知ってることは大事。
最低限、ここに書かれているような基礎的な知識は、男子も持っているべきと思う。
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(2014-05-04)
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思春期前の女の子の心と体のことが、可愛らしい漫画で書かれていて、親子で抵抗なく読めて良かったです。
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成長著しい小4長女用にと購入。マンガや分かりやすい文章で、第二次性徴について解説してある。同世代のお子さんのいる方にお勧めしたい。
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NDC分類 K367
女の子の体の変化について、小学生の娘が読みやすい本を探している。生理の時の対処法などについて知りたいが、「デートDV]など幅広すぎる内容の本も多い。そんな中、この本は小学校高学年に読みやすい内容(&マンガ)であった。思春期の心のモヤモヤについても「大丈夫だよ、ふつうだよ、成長だよ」と書いていて良い。
気になる箇所はある。
△・母「あら!やっぱり生理が来たのね!今日はお祝いよ!おじいちゃんとおばあちゃんにもメールしましょ!」←えええ、いやぁー!!私ならそうっとしておいてほしい、親戚に言わないでほしい・・
〇・生理がくると、いろいろな不調が来るが、人それぞれ。吹き出物、生理が終わるとむくみがとれてすっきり、甘いものが食べたい、ひたすら眠たい、便秘、下痢、貧血、痛くて寝た切り、イライラ、悲しい etcetc。自分に起こる不調が、生理のが全てではないのがわかる。
◎・なぜダイエットで生理が止まることがあるのか?の説明に、なるほど。
←極端のダイエットで生理が止まることがある。これは、自分の体がまともでないのに妊娠するのは命の危険につながりかりないから。脳が命令を出し、生理を起こすホルモンのバランスを崩す。激しいスポーツをしたり、ストレスで感情が激しく変化したり、マイナス思考で心が病んだ時も、生理を起こすエネルギーが減って生理不順になることがある。心と体はつながっている。
→自分の体と心を大切にすることが、生理とのいい付き合い方になる。
「初潮から、恋心、命のしくみまで…女の子が豊かに育つために必要なことが全部わかる。」
◎親にイライラ。そんな自分は”悪い子”になってしまったのだろうか?→ちがうよ、「心の変化をたどりながら、自分とは何か、人は何のために生きるのかに向き合い、自分というものを確立していく時期。自分で自分をコントロールできなくなったら、”今、心も成長してるんだ”と思うことでうまく乗り切れられるよ。」」「私、わるい子になったわけじゃないんだね!なんだか安心した!」
??・クラスメイトが高校生の彼とセックスしてるらしい みたいな話が出てくるけれど、え?となった。いや実際には妊娠する小学生もいるし、ないことはないのか。でも時代だなぁとも思う、(今は18歳未満の未成年との性行為は、基本的に「青少年保護育成条例違反」か「児童福祉法違反」にあたる。16歳未満との性行為は、原則としてお互いの同意があっても処罰されることにななった。 )この本読むならこれを子に伝えるべきだ。
△・池川クリニックの「お空からママとパパのことを選んで生まれてきたよ」という「胎内記憶」のはなしは・・うーんここには書かないでほしい。1コラムだけの話だが。こういう本があり、考え方があってもよいが、そんな根拠のない話を性教育の本に書かないでほしい。
目次
1章 ついに始まった!女の子のしるし(まんが「もしかして、とうとうきちゃった!?」;まんが「なんだか、気になって落ちつかない!」 ほか)
2章 体も心も大人の階段をかけのぼる!(まんが「夢と一緒に胸もふくらむ」;まんが「乙女心はとっても複雑~」)
3章 頭はいつも異性のことでいっぱい!(まんが「男子って、何考えてるの?」;まんが「好きな人が気になってたまらない!」)
4章 人を好きになるってステキなこと!(まんが「性体験が早いほど、大人になれる?」;まんが「望まぬ妊娠って、他人事じゃない!」 ほか)
著者等紹介
やまがたてるえ[ヤマガタテルエ]
助産師。1975年北海道生まれ。看護学校卒業と同時に助産師学校に入学。卒業後は総合病院、産婦人科クリニック、西洋医学と東洋医学の両面から病気(病人)を癒す統合医療クリニックに勤務。同時にアロマセラピーなどの自然療法も研究する。2人の娘の母となった現在は、「バースセラピスト」として活動を開始。また地域での育児相談や、育児サークル活動などで「命」についての話や「自尊感情」を癒すワークを行っている -
2016.6 市立図書館
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生理、恋心、心と体の変化、新しい命を宿すこと…女の子の心と体は、とても大切です。でも、親子では照れくさくてなかなか話せないことがあります。本書は、「子どもに『自分を大切にしよう』と思ってもらいたい」と思うすべての親御さんに手にとっていただきたい、命のしくみを伝える本です。お嬢さんがひとりでも読めるように、かわいいまんがとコラムでやさしくまとめました。学校教育にも最適な1冊です。