- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760150731
感想・レビュー・書評
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ミニシアターの予告で島津さんの活動を紹介した映画が紹介されていて「絶対に観に行こう!」と思っていたのにバタバタしていて見逃してしまった!
で、本を読んでみた。
うわ~やっぱりおもしろい~
段ボールを使ったお財布!
その段ボールに表れる地域性
でもって、その段ボールを探しに世界へいくって!
おもしろすぎる
段ボールにお金を払った話やら
段ボールがすぐに圧縮されちゃう話とか
輸入品が多い国には輸入物の段ボールが多いとか
段ボールがなかなか見つからない国とか
お財布を盗まれちゃう話とか…
なんと段ボールから見える世界は深いのか…
あ~やっぱりこの映画見たかった~
島津さんの活動…おもしろい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で見かけて借り。
ふうん、と思って手に取ってパラパラめくったら、段ボール財布の話が出て来て、
「この人の話、Eテレかなんかで見たことあるぞ」
と思って借りたのだった。
段ボールからアップサイクル、各国のお国事情(食文化、物の流れなどなど)などが見えてくる。
段ボール財布の作り方も載っていたので、今度作ってみたい。 -
みんながいらないと思っているもので、
自分が大切に思えるものがあるということは、
とても幸せなことかもしれません。 -
どうにか「ゴミ」を「お金」に変えるのに良いものが無いかと、いろいろ探しているうちに「アップサイクル」というシステム(?)を見つけ、そこから更に探していった結果、たどり着いたのがこの本でした。
著者は段ボールを集めて、その段ボールで財布を作ったりする人です。コレクターでもあり、アーティストでもあるという感じでしょうか。
段ボール好きが高じて、世界を巡って段ボール集めをしてしまうという、情熱はすごいなと思います。自分では、絶対に真似できません。こんな行動力は持っていないです。
1カ国4~8ページ程度のエッセイなので、読むのに大変だということもなく、段ボール収集エッセイの後に写真と絵を交えての解説、所々にワークショップの話や、段ボールの話などが掲載されています。
文字サイズが大きく、文章量もそこまでないので、気軽に読むことが出来ます。
定番の詐欺に引っかかりまくったり、お金盗まれたり、かと思えばやたら親切な人に手伝ってもらったり、おすそ分けしてもらったりとか、ニヤリとしたり、ほっこりする場面も多いです。
ただ、南アフリカ編だけは、妙にドキドキして読んでいました。この本を書いているから無事なのは当たり前なんですが、ヨハネスブルグの治安の悪さだけはどうにも…。
結局のところ、当初の目的であった「ゴミ」を「お金」にということへのヒントは得られなかったです。本の内容そのものは面白かったのです。
あと、段ボール財布の作り方もちゃんと掲載されています。 -
「段ボールはモノを入れるもの」という発想ではなく、段ボールを通し世界の価値観を知ることができる。
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愛用者だから読まなくちゃね!映画にもなっている。でも、これ読んだからいいかな。笑
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好きを突き詰めていくことで、自分にとっての価値から他人からも求められる価値になっていく。そうなればマネタイズのタイミングができて、それを生業として生きていける。(マネタイズという今っぽい言葉を使ってみたかっただけですw)
著者のように大企業をやめてその「好き」だけで生きていくのはなかなか難しいと思うので、やはり今の仕事をいかに好きになっておもしろくして、熱中できるよう自分を持っていくかが肝要なのかなと。
それはそれでかなり難しいけどな。
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リサイクルとは違う”アップサイクル”は、不用品の価値をさらに高めるという考え。
「不要なものから大切なものへ」
段ボールを集めて世界を旅する男の旅行記。
日本と同じく、段ボールがゴミとして扱われる国もあれば、環境先進国では段ボール自体がなかったり、途上国では段ボールが高級品でゴミではなかったりと、世界各国での段ボール事情は異なる。
そんなことは段ボールに注目してみないと分からない。
段ボールで生きていくと決めた男の視点がないと、見えてこない世界がある。 -
アップサイクルの良書。フライターグ愛用者のボクには興味深い本です。
映画も面白かった。2018年のドキュメンタリー映画でいちばんよかった! -
段ボールで財布づくりという天命を見つけられた島津さん。 世界中に段ボール探しの旅に。。。すごいなぁ。 たくましさと羨ましさを感じた。 これ読むとグランドツアー・・・やりてえなぁになる ^_^
この本にあった段ボール財布の作り方の通り、財布を作ってみた。一緒にブックカバーも。
個人的にはブックカバーほうがいいかな。