図書館が教えてくれた発想法

著者 :
  • 柏書房
3.85
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本棚登録 : 282
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760132461

作品紹介・あらすじ

だれでも納得するプロのコツ。インターネットの検索にも応用できる図書館流の調べ方。調べる学習の重要ポイントが手にとるようにわかります。

感想・レビュー・書評

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  • 以前、同じ著者の『図書館のプロが教える“調べるコツ”』(柏書房)を読んでわかりやすかったので、こちらも読んでみました。
    図書館初心者の彩乃ちゃんが、あかね市立図書館でアルバイトをしたひと夏を物語仕立てで綴っています。

    毎日図書館にいると、つい環境に慣れてしまって、利用者の視点を忘れてしまいそうになります。
    普段図書館を使わない人にとっては、図書館の数々のルールは馴染みがないものなのだということを、ちゃんと意識しておこうと思います。
    また、そんな図書館のルールを利用者にわかりやすく伝えるヒントを、本書の中でたくさん見つけることができました。
    新入生や高校生向けのオリエンテーションや図書館ツアーのときの説明に、上手く反映させたいです。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/
    図書館・請求記号 015/Ta55

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1162447

  • 図書館を使った調査方法をわかりやすく教えてくれる。夏休みにアルバイトで図書館勤務することになった主人公と一緒に学べる。

  • 3.7

  • 図書館での本の探し方を物語風にわかりやすく説明している。
    ものすごーーーくわかりやすい!!
    図書館スタッフ必携の本ではなかろうか。

    ただ表紙の絵がいまいち・・・印刷の色味が古くさい印象を与えてしまっているのが残念な。。。

  • 説明の仕方とかが、すごい勉強になった。調べ方のコツも復習になった。、購入したいな。

  • 図書館での調査のやり方がわかる本。知りたいことをタダ検索するのでなく、あるジャンルを総合的に扱っている図書にあたる「広げる探し方」が参考になった。あとは分類番号からの類推、児童書の意外な価値など、図書感を使いこなす入門におすすめ。

  • あかね市立図書館シリーズがおもしろかったので、こちらも借りた。

    図書館で一夏の間アルバイトをすることになった彩乃ちゃんに、司書である伊予さんが、毎出勤日10分間ずつレファレンスのコツを教えるおはなし。

    おもしろい!
    そして、とっても読みやすい。
    ・目的に応じた使い方をする(資料を使い分ける)
    ・調べものはイメージ
    ・絞る発想法が基本
    ・広げる発想法が応用(より大きな分類を探してみる)
    ・本の並び方にはクセがある(離れていることがある)
    ・百科事典で手がかりを探す
    ・連想ゲームで観点を増やす
    ・歴史と民俗学は幅広く使える(○○史、衣食住)
    ・参考図書は便利
    ・情報にも旬がある(インターネット、ブーム中の資料・ブーム後の資料)
    ・児童書はわかりやすい
    ・雑誌記事も使える(〈雑誌記事索引〉)
    調べているときには、焦って忘れがちなことばかりだ。
    たしかに、調べもの一つ一つが勉強だと、最近感じる。
    楽しみながら調べものができたらいいな。
    最後のほうはあまり好きではないけれど、彩乃ちゃんがほんとうに司書志望だったら身につまされるから、これでいいのかも。
    絵が丁寧でかわいい。

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著者プロフィール

神奈川県立川崎図書館司書

「2016年 『図書館のひみつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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