なぜペニスはそんな形なのか ヒトについての不謹慎で真面目な科学

  • 化学同人
3.29
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759819267

作品紹介・あらすじ

反響を呼んだ『性倒錯者』『ヒトはなぜ神を信じるのか』の著者によるエッセイ集.性と信仰の話題に加え,自殺についても語る.生物学や進化心理学の視点から,われわれ人間の本性を,ユーモアも交え鋭く分析.気になる題名のエッセイから読んでほしい.下品,不謹慎の先にある真実.

感想・レビュー・書評

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  • 商業的に売る為には、奇抜なタイトル(カバー無しでは町中で読めない)で仕方がないかも知れないが、進化心理学者の科学エッセイである。このような本を読む時は、だいたい朝日新聞の日曜日の書評からであるが、たいていは面白くない。この本は過激スパイス強いものと未消化のものに分類されると思うが未消化のままのエッセイが多すぎるような気がする(私がわからないだけかも)。本の題名となったものなどおもしろいですけどね!
    抜粋目次
    1 どうしてぶら下がっているの? その理由
    2 自己フェラチオの道(近づきはしたけれど、まだまだ)
    3 なぜペニスはそんな形なのか? 突起の謎
    4 早漏のなにが「早過ぎ」?
    5 ヒトの精液の進化の秘密
    6 あそこの毛――ヒトの陰毛とゴリラの体毛
    7 カニバリズムの自然史
    8 なぜにきびができるのか?――裸のサルとにきび
    9 脳損傷があなたを極端なほど好色にする

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=24002

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB23531186

  • 玉に当たったときの痛み。放熱。そして、いざというときに中に入るという自然摂理。
    1番インパクトがあり、勉強になったお話。

  • カニバリズムについて考える機会があったので再読

  • 性の科学・心理学
    同性愛
    動物愛

  • なんとも破廉恥なタイトルの本ですが、副題が示すとおり「不謹慎で真面目な科学」の本です。表紙カバーは、ペニスを模したと思われるキノコと睾丸を模したと思われるクルミ2個。本書を臆することなく通勤途中に電車の中で読破してしまいました。

    http://naokis.doorblog.jp/archives/why_is_the_penis_shaped_like_that.html【書評(18禁)】『なぜペニスはそんな形なのか』(その1)不謹慎で真面目な科学 : なおきのブログ
    http://naokis.doorblog.jp/archives/Squirting_Pedophilia_Homosexiality.html【書評(18禁)】『なぜペニスはそんな形なのか』(その2)未解明の課題 : なおきのブログ

    <目次>
    不適切なるものへの誘い
    1 どうしてぶら下がっているの? その理由
    2 自己フェラチオの道(近づきはしたけど、まだまだ)
    3 なぜペニスはそんな形なのか? 突起の謎
    4 早漏のなにが「早過ぎ」?
    5 ヒトの精液の進化の秘密
    6 あそこの毛――ヒトの陰毛とゴリラの体毛
    7 カニバリズムの自然史
    8 なぜにきびができるのか?――裸のサルとにきび
    9 脳損傷があなたを極端なほど好色にする
    10 脳のなかの性器
    11 好色なゾンビ――夜間の性器と夢遊
    12 マスターベーションと想像力
    13 小児性愛と思春期性愛
    14 動物性愛
    15 無性愛者の謎
    16 足フェチ――ポドフィリア入門
    17 ゴム偏愛者の物語
    18 女性の射出
    19 「ファグ・ハグ」――男が好きな男を好きな女
    20 女性のオルガスムの謎
    21 意地悪の進化――なぜ女の子どうしは残酷なのか?
    22 ゲイに道は聞くな
    23 抑圧された欲望としてのホモ恐怖
    24 失恋、性的嫉妬とゲイ
    25 トップかボトムか、それとも
    26 プレ同性愛者――性的指向を予言する
    27 (日曜だけは)敬虔な信者
    28 産めよ、増えよ――信者の産む子どもの数
    29 亡き母の木
    30 自殺は適応的か?
    31 自殺者の心のなか
    32 ヒトラー問題で考える自由意志
    33 笑うネズミ


    2017.06.10 『女の機嫌の直し方』を検索すると、本書が表示された。この本をAmazonで見ると、「よく一緒に購入されている商品」に本書が出てくる。逆は成り立たないが。
    2017.06.11 予約
    2017.09.24 読書開始
    2017.09.25 朝活読書サロンで紹介する。
    2017.10.01 読了

  • 人間行動に関する進化心理学的なエッセイ集。性の話だけでなく、カンニバリズムや自殺の話もある。

  • 科学的に考えるのは大事

  • 無駄に⁇凝った装丁だけど
    中身にはまるで関係なし。
    装丁分削って安くできるでしょう…
    ゲイの科学者が書いたということで
    女性目線からは物足りないのと
    既知の話題や結論が足りてない話が多く
    つまらなかった。
    表題になってるくらいだから新説でもあるかと
    思ったのに新鮮味ないし。

  • 自身もゲイの進化心理学者が
    なかなか表立って言えないようなことを
    学問という枠組みを使ってあれこれ議論する本
    トピックは多岐に渡りどれも際どいものばかり
    進化心理学、面白いパースペクティブだと思います。

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