政治のことよくわからないまま社会人になった人へ―ひとめでわかる図解入り

著者 :
  • 海竜社
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本棚登録 : 347
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759313642

作品紹介・あらすじ

首相と大統領、どう違う?政治家と官僚の関係は?日本国憲法はどんな内容で、何が問題なの?天下りって何?いちばんわかりやすい「政治」の本。

感想・レビュー・書評

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  • すごくわかりやすかった!!
    特に選挙や国会、内閣について、なんとなーくで過ごしてきたことが、「そういうことだったのか!」と腹落ちした。
    本文中に同じ用語が出てきたり、その具体例や説明があったりと、理解しやすい内容だった。
    同シリーズの経済についても読んでみたい。

    選挙
    ・小選挙区比例代表並立制
    ・一票の格差
    国会
    ・衆議院と参議院の違い
    ・ねじれ国会
    ・族議員
    ・国会議員の仕事
    ・国家議員は逮捕されない
    ・党首討論
    内閣
    ・内閣は官僚に動かされている
    ・キャリア官僚とノンキャリアの違い
    ・天下りのしくみ
    その他
    ・民主主義のしくみ
    ・憲法第九条の問題
    ・集団自衛権とは
    ・大阪都構想

  • 政治の知識を学ぶ必読書。

  • 国の仕組みをただ紹介するだけじゃなく、今生きる社会の文脈でも具体的に解説してくれているところが分かりやすいし、ニュースで聞くそれは何のことを言っているのかをつばげてくれるので理解が深まる。


    政治のこと、全然わからないまま民主主義国に大人として生きていることは、ほんとうに良くないことやと改めて思った。でもなんでこんなに身近ではないんだろう。とても書いていること覚えきれない。覚えてなくても生きていける可能性が高いので本当に忘れると思う。そして年々この仕組み自体も変わっていくからついて行けないのが正直な言い訳。

  • 中高生時代に、丸暗記で済まされてしまった分野を、わかりやすく解説してもらった感じ。政治システムの「どうなっている」の部分だけでなく、「何故そうなのか」という仕組みや、「どうしてそうなったか」という変化の過程に触れているので、納得感が高い。タイトルから『社会人向け』を想定した書籍だろうが、公民分野の参考書としても活用できそう。改定時の見落とし?と思われる部分もあるが、状況に応じて必要な情報が更新されているので安心して読めた。

  • テレビなどの街頭アンケートなどを見ていると、意外と政治のことを知らない人が多いから。
    コメンテーターやテレビ番組で有名な池上彰さんが解説してくれているこの本を選びました。

    請求記号:312.1/I33

  • 非常に分かりやすい本。
    政治について、恥ずかしくて人には聞けないようなことや、何となくしか分かっていなかったことがハッキリと分かるようになった。

  • 憲法 法律の親玉
    憲法は国家が暴走しないように、その国の権力者が守るべきもの

    起訴されると、裁判官が裁判を行い、被告人が有罪であるか無罪であるか判決を下します。

    罪を犯した人を専門家である警察が捕まえ、その人を法律の専門的な知識のある検察官が裁判所で証拠を提示し有罪に追い込み、国として処罰を与える、というしくみ。

    有罪が決まるまで「無罪を推定する」というカタチをとる。

  • ●調べ学習の研修のために使用。

  • 政権交代、たしかに大変そうではあるけど数年前のは何が問題だったんだろうとぼんやり思っていたのが氷解した。議員さんたちの側も私たちの側も、お互いに育っていなくて、ダメになってしまったんだな…。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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