上機嫌な言葉366日

著者 :
  • 海竜社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759310689

感想・レビュー・書評

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  • 汐音ちゃんのyoutubeで紹介されていて気になって借りた本。
    恋愛、男女のお話が多かった。

  • 心温まる言葉。2/7のローズジャムを買うために出かけるというワクワクさが、コロナ禍で受け入れられなくなっている事が悲しい

  • 田辺聖子さんが自身の著作からピックアップした、愛らしく元気のでる素敵な言葉が、日めくりのように、日付ごとに並んでいる。

    自分や、大切な人の誕生日に何が書いてあるかをまず読んで…(^^)
    それから1月1日に戻り、特に好きな言葉を書き留める。

    『ほんとに愛するものは、人は、肌にあたためて抱きしめたくなるものだ。』

    あと、『ほな』も良い。
    改めて、いい挨拶言葉って気づいた。

  • 著者の小説の中から、印象的な一文を366個抜粋して集めた一冊。1月「人生をおいしくする」、3月「いそいそとする」、など、上機嫌のコツや人生のエッセンスの言葉たちが載っています。家庭・友情・仕事をテーマにピリッとする言葉から、じわりとする言葉たち。

    私が特に好きな言葉は、七月五日と、八月二十二日の言葉です。手に取ったら、また見てみてくださいね。

  • 乙女で可憐。そして説得力のあるきらきらとした言葉が綴られている。
    たまに、悪意が皆無なトゲのある言葉もある。

  • おせいさんの作品や随筆から選んだ366個の言葉。どれも人生の機微をやさしくすくい取った沁みる言葉ばかりだ。よく食べ、よく寝て、人を愛し、ときどきは曖昧にナアナアにしながらしなやかに人生を生き抜いていきたいな。白黒つけるだけではない、曖昧な部分にこそ生きる知恵があるのだと教えられた。おせいさんの随筆は大好きです。本の形も正方形にピンクでかわいらしく、いくつになっても乙女心を失わないおせいさんそのもののよう。

  • こんな風に歳を重ねていきたいと思える女性。書物は、肌と心を美しくする。素敵です。

  • 〈本から〉
    私は人と人の車間距離をとれることを、オトナの教養だと思うときもある。

    私はオトナたちこそ、若い人たちに、結婚は愛からはじまると、大きな声でいわなければならないと信じています。若い人がすべては愛から、といい、オトナたちが、それは迷妄だというのはあべこべです。

  •  文化勲章を受賞している国民作家・田辺聖子の様々な著作から心に沁みる言葉を集めた箴言集。     
     女子曰く。「本来、人生は、孤立無援で戦わなければならぬときが多い。そういうとき、ふと、何かの示唆を与えられる言葉が―それは書物であれ、現実人生の知人の暗示であれ、何か、ささやかれると、それが突破口になるときもある」。お役に立ちそうな言葉が満載。表題はなぜ366日か、それはうるう年の一日のため。ひとつ引用。7月1日「私は人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもので、砂の中の金のようなものだと思っている」。(本学職員推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00508291

  • 大好きな本。優しくて穏やかな気持ちになれる。
    優しい気持ちを忘れそうになったとき、読み返している。

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

田辺聖子の作品

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