元気になる会議-ホワイトボード・ミーティングのすすめ方

  • 解放出版社
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本棚登録 : 138
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759223453

作品紹介・あらすじ

安心して発言できる、成果があがる、メンバー同士でに聴き合う元気な会議にするためには何が必要か。ホワイトボード・ミーティングを中心にファシリテーターに必要なスキルとマインドを写真・イラスト付き具体例で学ぶ入門書

感想・レビュー・書評

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  • これからの教師人生の一つのバイブルになるかもしれません。
    この本をテキストにしたちょんさんの講座に一泊二日で参加しました。

    もう、とっても良かったです。
    いろいろなことが衝撃的で頭がグルグル回転しました。
    頭が整理しきれていないけれど、とりあえず仮で書きます。
    ちょんさんは「ファシリテーター」です。
    学校現場におけるちょんさんの目指すものは、
    私の主観で言わせてもらえれば
    子どもを脅威や権威で押さえつけて統率するのではなくて、
    子どもを信じて、信頼をベースにした、子ども同士がつながりあう集団作り。
    そのために戦略的(計画的)に良好なコミュニケーションの手段を体験的に学ばせ、
    色々なことにチャレンジさせていく中で
    全員の主体性であったり、自尊感情を育てることであったり、これからの社会に必要な力を育てていく。
    やればやるだけチームワークが育まれるスキルであり、それを扱う人
    そんな印象を受けました。
    敢えて三つ挙げると
    1.自分の考えが「共感と承認」を得られるかどうかが問題で、
    それを得られなければ、人は理解してもらうために膨大なパワーを費やす。
    反対にそれが容易であれば、次のステップに対してパワーを使うことができる!
    2.「ファシリテーター」という考えを実践し、子ども達自身にも担わせていくと
    「ていねいで・やさしくて・よく聴く子」が自然とリーダーになっていく。よくありがちな
    声の大きな子、ぐいぐい自分の意見を言う活躍しがちな子がみんなからの評価を得られず、反省してその態度が改善される

    3.オープンクエスチョン等で好意的な関心を寄せる
    オープンクエスチョンで好意的な関心を寄せる。実際に講座でやってみたけれど、
    ついつい聞く側が、道を作り、話の流れを作ってしまう質問をしてしまいがちですが、ちょんさんがすると道を作っていないのに、聞かれた側が話したいことをスラスラ話せてしまう。あくまで「共感と承認」を伝えることに主眼を置く
    が大きな発見でした。
    この本には、色々な会議の仕方が具体的にたくさん書いてありました。
    まずは大きなホワイトボードを使って、慣れるところから
    始めたいと思います。
    ホワイトボードミーティングについてもとても多く書かれていて参考になります。
    とても感謝。
    ありがとうございます。

  • ホワイトボードミーティングの入門編です。
    なかなかマニュアル的なものがなくて探してましたσ^_^;
    マーカーの使い方が
    黒(発散)
    赤(収束)
    青(活用)
    に対応していてなるほどと強く思いました。

    そしてかける言葉は
    「というと?」
    「具体的には?」
    最後に
    「なるほど」

    けっこう出来てることもありますが
    また研修担当するときに活用したいと思いますd(^_^o)

  • 事務室

  • これ1冊でホワイトボードミーティングが進められるようになります!
    が、人によっては物足りなかったり分かりづらかったりするかもしれません。

  • 可視化することで人とチームをエンパワーするのが、ホワイトボード・ミーティングのコンセプト。9つのオープンクエスチョン例は役に立つ。

  • 実践事例の対象が様々で、実践に反映しやすい。
    ホワイトボードミーティングを学校に取り入れる際にはブレイクダウンする必要があるが、ゴールイメージを持つのにいいと思う。

  • 繰り返し読みましょう(^▽^)/

  • 板書系。黒ペン一本で、絵心とかなくてもそこそこ書きたい、という方には一番実践的かもしれません。著者のフィールドは市民系や教育関連のようで、ビジネスマンが読むには一見離れた感じですが。

  • 自分が今まで行っていたホワイトボードミーティングを後輩に教えるために読んでみました。色も今までかなり適当に使っていましたが、意味を持たせて使い分けると非常に良いですね。途中で、ファシリテーターを変わるというのもいいですよね。

  • まずは、自分がこの手法を活用すべきだろう。自分の職場でも、会議に対する嫌悪感が広がっており、「元気になる」とはほど遠い。29ページの会議ファシリテーション度は、自分が運営する会議においても参考になる。

    一点気になるのが、著者のどの本を見てもリファレンスがないことだ。このホワイトボードミーティングを自分で作り出したにせよ、発散ー収束ー活用のプロセスをこちらで作ろうとした時、理論的背景が必要になる。

    考えて、試行錯誤しながら取り組むためにも、この手法の背後にある思想の提示を待ちたい。

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著者プロフィール

ファシリテーター養成師。株式会社ひとまち代表取締役。
大阪府在住。障がい者の作業所職員、NPO職員を経てファシリテーターになる。
ホワイトボード・ミーティングを提唱し、主に会議や研修、事業推進におけるファシリテーター養成に取り組む。
トレーニングには、ボランティア、NPO、自治体、システムエンジニア、ビジネスコンサルタントなど、多様な人が集まる。教育現場でも公開授業や研修を進めている。
主な著書に『人やまちが元気になるファシリテーター入門講座─17日で学ぶスキルとマインド』
『元気になる会議─ホワイトボードミーティングのすすめ方』『よくわかる学級ファシリテーション』シリーズ4冊(いずれも解放出版社)、『話し合い活動ステップアッププラン』(小学館)などがある。

「2014年 『ファシリテーターになろう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ちょんせいこの作品

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