人やまちが元気になるファシリテーター入門講座: 17日で学ぶスキルとマインド
- 解放出版社 (2007年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759223385
作品紹介・あらすじ
受けてよかったと思える研修や一人ひとりの意見が反映される有意義な会議にするために、進行役であるファシリテーターに必要な智恵と工夫と実践が満載。みんなの力を引き出し、人間関係を豊かにしてくれる17日間の基礎講座。
感想・レビュー・書評
-
目的を持って講演の企画や会議の場を設定したけれど、
・本当にこれで良かったのか?
・意図は伝わったのか?
・目的は果たせたのか?
運営者として疑問に感じた人は多いのではないでしょうか。
これまでのやり方にそんな不満や消化不良な感じを持った方の様々な”?”について、とてもコンパクトに解説してくれます。
・ワークショップって何?
・どんなプログラムを設計したらいいの?
・具体的な内容は?
・参加者の満足を高めるために何をしたらいい?
・目的の達成度を測るには?
巻末には、著者の”ちょんせいこ”さんが、どのような経緯でファシリテーションに辿りついたのか、思いの原点が書かれていてとても共感できる内容です。
ワークショップやファシリテーションの入り口として、おススメの一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分類不明
-
韓国人の方とご結婚されたことに凄くコンプレックスがある印象。
ファシリテーターの言葉の定義が曖昧なのかどう会議を促進していくかのテクニックを書いてほしい。
アイスブレイクや議事を決めればファシリテーターなのか? -
ファシリテーションを進めていく上での工夫や考え方が紹介されています。
手元にほしい!と思いました。 -
ファシリテーターとは会議の調整役や進行役のこと。
ちょんせいこさんの本は私が多大な影響をうけている二人の友人が絶賛していたので読んでみたのですが、本当によかった。
学校の先生や会社員でなくても
家族・サークル・町内会・PTAなど人が集まるところであれば、話し合いで意見をまとめる場面はたくさんあると思います。
そんな場面でつかえる実践的な方法とマインドが紹介されています。またステップごとにわけてあるので取り組みやすいです。
人と人との壁がこわれ、みんなが意見を活発にだしあい、たがいに高め合っていく。そんな会議に出席してみたいし、そんな場をつくってみたい。
できるんじゃないか?そう思わせる本です。
ちょんせいこさんの本はとてもあったかいなと思ったら、最後の章にご自身のことがかいてあり納得。あったかさはやはり長年の活動の原点にあるのでした。戦いではなく、共生・インクルージョンな社会をめざすところからマインドやメソッドがきているのでした。
ちょんさんの講座を一度うけてみたいです。 -
これからファシリテーションを勉強し始める私にとって、段階を踏みながら進んでいく内容がとてもわかりやすかった。筆者のまえがきの一節を読んで、ファシリテーションを勉強しようというモチベーションが上がりました。
「どうぞ、この本を手にとられたあなたが、ファシリテーターになることで、あなたやまわりの人たちが自己選択、自己決定しながら、自分らしく共に生きることができる多様な社会づくりに貢献されることを心から願っています。人が元気になれば、まちも元気になる。
自分らしくすてきに生きる人権尊重の輪を一緒に広げていきましょう。」 -
会議の進め方について、とても勉強になる本。中身のある会議にしていくためには、様々な仕掛けを用意して、目的を共有して進めていく必要がある。その手法が具体的に書かれているし、自分ならどんな会議にするかの問いかけがあるので、イメージもしやすい。もっとファシリテーションについて、勉強したくなった。
-
理論だけじゃなくて、ちょんさんの場合のことが沢山書かれていて、とってもわかりやすかったです。
アイスブレイクをいくつか引用。
▽リラックスネームでよろしく
▼やる気チェ〜ック!
▽じゃんけん列車
▼握手とキーワードで自己紹介
▽名前で呼び合う「いい関係」サークルボール
▼ペア・コミュニケーション
▽ひとことスピーチで自己紹介
▼はい、いは
▽コミュニケーションツリー
▼ボードスピーチ -
さまざまな問題の対話・解決、アイデア発想などに使えるファシリテーションの入門書。とてもやさしく書かれていて、わくわくする一冊。実践したくなった。