NNNからの使者 猫は後悔しない (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 144
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758442985

感想・レビュー・書評

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  • 前作までの流れで短編が続くのだろう。ちょっと飽きた?などと思って読み始めたら、ん?ちょっと違うぞ…短編じゃないんだ!と、なり…最後は涙が止まらない。良かったです。

  • 人と猫。
    寂しい人には猫が必要なのかもしれない。

  • 最後泣いちゃうので外で読まない方が良い。真澄さん、ほんと絶妙にこういう人いるよね!ていう嫌な性格の人で、でもそれがミドリと出会ってからだんだん良い方向へ変わっていくので、応援したくなる。あんな嫌な人だったのに。家族の複雑な心境も、その経過も、読ませ方が巧い。まんまと泣かされた。悲しいんじゃなくて、出会えて良かったね、となる。たとえ短い間でも、お互い幸せだった日々、その手触りの記憶。

  • 号泣

  • 前作までは短編集だったが今回は長編
    はじめ主人公があまり好きではなかったが読み進めていくにつれて猫によって人はこんなにも変われるのかととても感動した

  • 本作は長編。バツイチの女性が主人公で、年下の同僚男性から言い寄られ、たまたま保護した猫と天秤にかけて、猫を選んだことから物語が発展していく。この女性、夫や子どもからも総スカンを食ってしまう天然系困ったちゃん。しかし、猫と暮らすことが、自分が何気なくしてきた行動を反省するきっかけになる。ヒトより寿命が短いネコだが、本書はヒトを見送るネコという展開。ラストで涙が溢れてきた。『オスカー―天国への旅立ちを知らせる猫』も読みたい。

  • このシリーズはどれを読んでも素敵な本。
    今回は本当に良かったねって思ったり、涙が出てしまうそんなお話し。

  • 真澄が癖がありすぎるタイプでなんだかなと思いながら読んでいましたが、ミドリのおかげで多少なりとも変われて良かったです。

  • 真澄がなかなか個性的な人で、感情移入がしづらかったけど、ミケさんの奔走で最後は切なくはあるけど、落ち着いた感じでした。家族にも友達にも愛想を尽かされ…本当に変われるのは最後の時だけなのかな…私はどうなんだろう。毒が若干あるけれど、最近はぶたぶたさんより好きなシリーズです。

  • 猫と出会って、偏屈なおばさんが変わっていく様子を
    みていくお話。
    表紙絵が全てを語る。。。
    NNN、恐るべし。
    でも、うちにも来ないかなー。

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著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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