花だより みをつくし料理帖 特別巻

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 332
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441971

感想・レビュー・書評

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  • スピンオフ、番外編、特別巻...。
    今まで読んだ本もそうだったけれども、こういう本たちは読後ほっこり感がありますね。

    今までのこんがらがった糸がほろほろ解ける、本編での様々な謎が解けた巻でした。

    やっぱり種市さん、オチが素晴らしい!
    小松原さま...まあ許してあげましょう(!?)
    野江ちゃん、そうだったのね...頑張った!
    澪...相変わらずの「雲外蒼天」だったけど、最後は青空の下で会えてよかったね。
    最終巻についてた「料理番付」の謎も解けたよ!

    でもね...ああーほんとに終わっちゃったー!!
    寂しい!!

    • へぶたんさん
      おへぶ坊!!ひま市!!
      師匠、笑いで腹が捩れて、お返事できひんやないですかwwww

      では師匠の指南通り、BOOK OFFという新たな土地で...
      おへぶ坊!!ひま市!!
      師匠、笑いで腹が捩れて、お返事できひんやないですかwwww

      では師匠の指南通り、BOOK OFFという新たな土地でその本が見つかるよう精進しますよってに、待っとっておくれやす。(京言葉が正しいかは不明(^^;)
      2023/12/23
    • hibuさん
      おはようございます!
      この巻の種市のオチは最高でしたね。
      私も同様の寂しい気持ちになりました^_^
      献立帖も読むべし!
      おはようございます!
      この巻の種市のオチは最高でしたね。
      私も同様の寂しい気持ちになりました^_^
      献立帖も読むべし!
      2023/12/24
    • へぶたんさん
      おはようございます\(^o^)/

      ええ、さすがの種市でした(笑)
      ハッピーエンドであればあるほど、不思議に寂しくなる本は、まだまだ続いてほ...
      おはようございます\(^o^)/

      ええ、さすがの種市でした(笑)
      ハッピーエンドであればあるほど、不思議に寂しくなる本は、まだまだ続いてほしい気持ちがあるからですかね~。

      献立帖、是非是非買うべし!読むべし!です!
      2023/12/24
  • あー、もうこれでホントのホントに終わりなんだよぅ。

    澪が江戸を離れて4年後の物語。
    「花だより」
    種市が澪に会いたいと一大決心して大坂まで旅するお話。お供は清右衛門と坂村堂とりうさんの珍道中。オチがウケる^_^
    「涼風あり」
    澪の昔の想い人、小野寺数馬夫妻のお話。夫婦のお互い胸の内を語らないながらも想いが通じたラストがとても良い。
    「秋燕」
    又次と野江の出会い秘話からの野江の新しい人生の幕開け。泣きます。
    「月の船を漕ぐ」
    源斎の心の病いに寄り添う澪の奮闘がいじらしい。きっかけは「母の愛」。
    ラストシーンがこの物語を全て物語って最高でした。

    こいつは涙腺が崩壊していけねぇよぅ、オススメです!

    • hibuさん
      みんみんさん、こんにちは!
      もう脱力感ハンパないです…。
      みんみんさんオススメのボロ鳶シリーズチェックしてみます!
      みんみんさん、こんにちは!
      もう脱力感ハンパないです…。
      みんみんさんオススメのボロ鳶シリーズチェックしてみます!
      2023/06/24
    • みんみんさん
      勧善懲悪!ワンピース的ですよ笑
      勧善懲悪!ワンピース的ですよ笑
      2023/06/24
    • hibuさん
      了解です♪
      了解です♪
      2023/06/24
  • シリーズ完結から四年後に発表された特別編は、あの感動のフィナーレから物語の中でも四年後を描くという粋な短編集だよぅ
    「あの」とか言ってるけど続けて読んでるので、四年ぶりにお澪坊と会えたよぅ!みたいな感慨は自分にはないんだよぅ
    それでも特別編のくせに泣かせに泣かせまくるんだよぅ

    それにしても第一巻を読んであまりに面白かったので半年くらいかけて長く楽しもうと思ってたのにあっという間に読んじまったよぅ
    こいつはいけねぇ
    なんでつる家店主種市の口調になっているかは読めば分かるよぅ
    やっぱり『みをつくし料理帖』シリーズの主人公は種市だったよぅ

    最高のシリーズだったよぅ

    • 1Q84O1さん
      師匠ーっ!
      もう年末ですよ
      帰ってきますか?
      わしは一足先につる屋で種市と一杯やいよりますね!
      ほな、師匠良いお年を〜^_^
      来年もよろしく...
      師匠ーっ!
      もう年末ですよ
      帰ってきますか?
      わしは一足先につる屋で種市と一杯やいよりますね!
      ほな、師匠良いお年を〜^_^
      来年もよろしくお願いします!
      2022/12/30
    • ひまわりめろんさん
      1Q84さん
      来年もよろしくお願いします。
      来年はもっと師匠感出していきたいと思います
      1Q84さん
      来年もよろしくお願いします。
      来年はもっと師匠感出していきたいと思います
      2022/12/30
  • ありがたや、ありがたや(*´∀`)♪

    4年後の特別編
    ファン心をわかってらっしゃる♪

    種市に笑い、野江に泣かされ、お澪坊にハラハラ

    支え合う人がいるってありがたいだすなぁ(^-^)


    • ひまわりめろんさん
      って言うか全部星5ジャマイカ!
      って言うか全部星5ジャマイカ!
      2023/01/18
    • みんみんさん
      これだけ楽しませてくれたから
      もう☆5でいいかって( ̄▽ ̄)笑
      これだけ楽しませてくれたから
      もう☆5でいいかって( ̄▽ ̄)笑
      2023/01/18
  • 高田郁『花だより みをつくし料理帖 特別巻』ハルキ文庫。

    一応の完結をみた『みをつくし料理帖』の特別巻。澪とかつて関わった人びとの近況と澪への思いが綴られるが、肝心の澪はなかなか登場しない。後半になり、ようやく澪が元気な姿を見せるが、澪に再び苦難の道が……

    4話が収録されているが、いずれも心暖まるストーリーだった。いつも通り面白いと言えば面白いのだが、何かが足りない……

  • 『みをつくし料理帖シリーズ』が完結して早4年。

    その後、『あきない世傳 金と銀』シリーズがスタート。
    年に2巻(2月と8月)のペースで新作が発刊されてきました。
    2018年2月にシリーズ第5弾が発刊され、そろそろ第6弾かと楽しみにしていましたが、8月の発刊はなく。

    『晴れ時々涙雨 高田郁のできるまで』を読んで知ったのだが、高田郁さんは持病を持っておられる。
    体調を崩されたりしているのでは…
    と、心配していたところ、新作が発刊されました。

    【みをつくし料理帖 特別巻 花だより】

    あの『みをつくし料理帖シリーズ』が高田郁さん作家生活10周年記念作品として出版されました!
    帯にかかれていますが~

    はい!
    待ってました!!

    みをつくし料理帖シリーズは勇気を与えてくれる本。
    主人公の澪(みお)を思えば、頑張ろう!頑張れる!と力が湧いてきます。

    この特別巻では、

    「つる家」の店主種市のこと
    澪のかつての思い人小松原のこと
    旭日昇天の相を持つ野江のその後
    大坂にに移り住んだ澪のその後

    が書かれています。

    一気に読むのが惜しくて、ゆっくりじっくり読みました。
    やっぱり『みをつくし料理帖』は大好き。

    この特別巻を最後に、『みをつくし料理帖シリーズ』が復活することはないと。
    残念…


    【花だより】の中で、摂津屋さんが野江に言った言葉。

    ひとの生き死にに「もしも」を持ち込んだなら、遺された者は前へ踏み出せない

    前に踏み出して!
    背中を押してくれているように感じています。


    髙田さんは目の手術を受けられるそうです。
    これからも執筆を続けられるように、とのこと。
    一日も早いご回復をお祈りするばかりです。

  • 種市、野江、数馬そして澪のその後がわかる一冊。
    とにかく本編のファンなら嬉しい一冊だと思う。
    さらに彼らのその後を描いて欲しいと思うのは私だけではないだろう。

  • 大阪に行った澪ちゃんと種市さんが再開する話しを読んでみたいなぁと思い続けて!
    ありがとうございます!!!!!

  • やっぱり電車の中で読んではいけない
    澪さんのようにはなれないけど、その心持ちは背筋をピンとさせられる。

  • まだ、2話目の「涼風あり─その名は岡太夫」までしか読んでないのですが。

    高田さんの本は不思議。
    澪と数馬の恋の切ない終わりを知っているので、最初にこの話の主役が数馬の今の奥さんの乙緒だと知ったときには少し複雑な思いで読み進めたのやけど。

    次第に「能面」乙緒さんに対する好感が生まれていき、少しずつ応援したくなっていって、最後はこの夫婦なりのお互いを思いやる姿に(やっぱり少し切ないものの)良かったな、と素直に思えました。

    それもこれも、登場人物みんながとても人間らしくもいい人だから。きっと高田さん自身がめちゃくちゃ素敵な人なんだと思います。

    (追記)
    読了。最後の種市たちとの再会のシーンでは自然と涙がこぼれました。
    澪の人生に訪れる艱難辛苦の多さに読んでるこちらまで心が痛くなりますが、料理と共にある限り、必ず澪は乗り越えて蒼い天を見上げるのでしょう。

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著者プロフィール

髙田 郁(たかだ かおる)
1959年生まれ、兵庫県宝塚市出身。日本の小説家、時代小説作家。元々は漫画原作者で、その時のペンネームは川富士立夏(かわふじ りっか)。
中央大学法学部卒業後、1993年集英社の女性向け漫画雑誌『YOU』で漫画原作者としてデビュー。その後山本周五郎の「なんの花か薫る」に衝撃を受けて、時代小説の執筆に至る。2006年「志乃の桜」で第4回北区内田康夫ミステリー文学賞区長賞(特別賞)を受賞。2007年「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞。そして2008年に同作を含む短編集『出世花』で小説家デビューを果たした。
代表作に、全10巻で300万部を超える大ヒット『みをつくし料理帖』シリーズ。同作は2012年にテレビドラマ化。2013年に『銀二貫』が大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から「ほんまに読んでほしい」本を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選出、2014年にNHK木曜時代劇にて林遣都主演によりテレビドラマ化された。

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