スタンダップダブル! 甲子園ステージ (ハルキ文庫 し 12-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 141
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439800

感想・レビュー・書評

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  • 優勝しました。最後はめぐみの思いが溢れる場面なのかな〜とか橋場さんの思いとか、そよ風学園出身者の走馬灯とか出るのかなって思ったが、決勝戦まで淡々と試合をこなして、長引く事なくコンパクトにダイジェストに試合を見ることが出来たし、交互に読ませる手法も素敵だなってこと。旗もマウンドに立てたし、不思議な守備も受け入れられるし、謎解きも楽しかったサンポウヨシですね。何より躍動感あったチームがチームになりました。北海道の地区シリーズから出発だもんな〜ホント良いチームになれた。最後の親子対面もなるほどで、来年も!だね

  • 高校野球で 地区予選を勝ち上がった北海道の無名校が
    訳ありながらも 甲子園で勝利していく。
    作者のピントを理解できない感を持ちつつも 読了まだ 続きあるのかなぁ

  • 真っ直ぐ素直な小路節を効かせた物語。
    高校野球が舞台で、全く無名ながら個性的な能力を持った選手達をセオリーにとらわれない素晴らしいアイデアで采配する監督が率いるというありがちな設定ながら、野球の描写に充てる頁数を抑えることで、たんなるスポ根ものとは一線を画した仕上がりになっています。
    という理屈より、純粋に面白い作品でした。

  • 甲子園ステージの話。野球のことはよく分からないので、ちょっと飛ばしながら読んでしまった。
    2016/10/3

  • 甲子園大会を戦う高校球児たちの話。

    ここまで全て上手くいくわけないと思っても
    小路さんの世界なら許される。
    できるうちは次の甲子園 その先の野球も頑張ってもらいたいな。

  • かなり上手く行きすぎなストーリーですが、読んでて気持ちの良いストーリー

  • 「スタンダップダブル!」の続編。まあ、ファンタジーだと思えば楽しめるってことだろうけど、野球好きが読むとちょっと嘘くささが満開すぎて辛いね。。。あと監督の口調がどうにも耐えられんかった。

  • 一作目を読んだ後、どうしようかなぁと思ったシリーズですが、結局読んでしまいました。
    でも、思ったより面白かったです。
    神別高校野球部の甲子園での活躍はどちらかと言えばサラリと流されて、むしろそれを取り巻く大人たちの葛藤が中心話題になり、それはそれでそうしたミステリー的話題が好きな人には面白いのでしょうが、私にはちょっと邪魔臭く。むしろ2分冊にせず、少年たちの想いや活躍を中心に据えた1冊の本にした方が心地よかった気もします。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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