- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758413060
感想・レビュー・書評
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島左近が主人公でなおかつ、戦場のシーンがかなりの割合を占めている小説は初めてかもしれない。島左近というと石田三成に仕えていて忠実で、裏で何かやってそうな人…要は石田三成にくっついてる人っていうイメージでした。そんなに細かいイメージはしていなかったのですが、戦大好き設定で、血みどろの中で戦って戦って戦い抜く島左近目線での関ヶ原の合戦は引き込まれました。
章の冒頭で奥さんの尻に敷かれているところもギャップ萌えみがあり良かったです。御茶さんは結局死んでしまったのかしら。何だかんだでしぶとく生き長らえてほしいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物は多いが、皆それぞれキャラ立ちしているので、歴史が苦手な人でも読みやすいかも…
藤堂与右衛門高虎と雑賀孫一もかっこいい。 -
もおタイトルから面白そうでしかも表紙がカッコいい。今までの軍師で知略に溢れて勇猛で静かなイメージの左近だったが良い意味で覆される。勇猛であるし知略にも溢れているのだが何よりこんなに爺臭い左近は初めてしかも戦を求めるその様は異常な程。でもカッコいい。息子との関係も感動出来た。関ヶ原での新解釈を取り入りてくれたことに嬉しさを覚えた。
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大河ドラマに感化された、よくある武将萌え小説の感は否めないが、関が原の攻防は圧巻。
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関ヶ原を描く小説には必ず出てくる島左近。
幼少より戦に明け暮れ、関ヶ原を一世一代の見せ場として、戦バカの真骨頂を見せる。
でも司馬遼太郎が描く島左近像とは少し違うような。まぁ、楽しめました。