潮流: 東京湾臨海署安積班

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.82
  • (21)
  • (55)
  • (35)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 304
感想 : 50
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412704

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結論から言おう
    全員好き
    臨海署のメンバー全員好きw

    というかもう生きてますよね
    登場人物が
    臨海署って実在するんじゃないかってくらい
    え?ノンフィクション?ってくらい生きてます

    相楽なら絶対そんなこと言うだろうなぁってことをちゃんと言ってくれるし、野村署長は絶対分かってくれるってことをちゃんと分かってくれるし、速水なら絶対助けてくれる!!って時に絶対助けてくれる
    同じみの登場人物たちが全く期待を裏切らずに動いてくれるってほんとにすごいことなんじゃないでしょうか?
    これってもう今野敏さんがよっぽどすごいか全員実在するかのどつちかですよね!
    全員実在する方に1000ガバス!

  • 東京湾臨海署管内で同じ毒物を使った事件が三件立て続けに入り、全員が死亡。安積は捜査をしていくにつれて、過去に臨海署で扱った事件を調べることになる。

    やっぱりこのシリーズは安定の読みやすさと面白さ。
    そして、登場人物がイイ!
    今回は安積班はもちろん臨海署のメンバーがカッコいい!
    速水は言うまでもなく、要所要所で安積に的確なアドバイスを送るし、なんと言っても、今回は野村署長が最高!


    個人的にひとつモヤモヤすることが…。
    須田が言ってたゲオルギー・マルコフ事件のことに触れていた小説を何か読んだ記憶があるけど思い出せない〜(-_-;)

  • 4.4
    あっという間に読了、面白かった。
    今回の安積は今までの強気が影を潜め慎重な感じでしたね。それでもここぞという時は自分の考えに基づき動く。安積班の面々の意見も受け止めて自分の考えと一緒にして良い考えを導きだしているように思います。
    色々な人に信頼され、協力してもらい、普段の行いがこういう時に返って来るんだなぁと、本人は特段意識なくやっている事でも何故か相手の心を動かしたりするっていうのは、安積の人となりや持って生まれた物なのだろうなと思います。
    相手の心情を鑑みるところは大切だし、考えすぎても良くないが、大切な事だなぁと。

  • 安積班長編。臨海署管内で緊急搬送された3人がリシンで毒殺される。連続した毒殺の背景には、過去に安積班が扱った冤罪と思われる犯罪が・・・捜査本部の本筋ではないことから、安積班は犯人にアプローチしていくけど、いつもいつも、そんなにうまく行くのかよ・・・って突っ込みたくなってしまった。事件の背景も、何となく、今回は強引のような気がした。

  • こんな男気のある上司になりたい。真っ直ぐで人情味溢れる中間管理者はいるのだろうか?ストーリーより、こんな生き方をしたい(^.^)

  • 安積班シリーズ15作目。
    犯人の動機は分からなくもないけど、手段には全く賛同できない。ジャーナリストでも何でもない。
    犯人と対照的に、安積を始め男気溢れる面々が頼もしい。相楽との関係もなんだかんだで微笑ましい。裏切らないシリーズ。

  • 安定の面白さ。

  • 08月-14。3.5点。
    お台場近辺で、鉄球に毒を塗布し体内に打ち込むという事件発生。捜査に当たる安積班。

    面白かった。過去の事件を洗いながら、反省しながら。

  • なんて格好良い哲学で仕事をしているのでしょうか!私も前に進む勇気をもらいました。

  • 野村署長が熱い!こういう上司になりたいですね。

全50件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今野敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×