ハーンと八雲

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411349

作品紹介・あらすじ

「耳なし芳一のはなし」「雪おんな」などの怪談で知られるハーン=八雲に多角的な視野と深い知性と詩的感性で肉薄した、新たなるハーン論の誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 自国中心の価値基準で異国を眺めるのがエグゼオティスム。

    安全圏から相手を見下す異国趣味の姿勢と逆をいくのが、「エグゾット」。相手のうちから感じることのできる人のことで、ハーンはその代表例と目された。

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著者プロフィール

1948年生まれ。立教大学名誉教授。主な著書に、『意味の果てへの旅』『予定不調和』『D:死とイマージュ』『アルトー:思考と身体』『詩と権力のあいだ』『ドゥルーズ:流動の哲学』『ジャン・ジュネ:身振りと内在平面』『破局と渦の考察』『映像身体論』『ドゥルーズ:群れと結晶』『吉本隆明:煉獄の作法』『土方巽:衰弱体の思想』『政治的省察:政治の根底にあるもの』などがあり、訳書に、ドゥルーズ=ガタリ『カフカ:マイナー文学のために』『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』(共訳)、ドゥルーズ『フランシス・ベーコン:感覚の論理学』『シネマ2』(共訳)『フーコー』『襞:ライプニッツとバロック』『ドゥルーズ:書簡とその他のテクスト』(共訳)、ベケット『モロイ』『マウロン死す』『名づけられないもの』、ジュネ『判決』『薔薇の奇跡』、アルトー『タラウマラ』などがある。

「2021年 『プルーストとシーニュ〈新訳〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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