ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス)
- 一迅社 (2020年12月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758093231
感想・レビュー・書評
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最高に愛されている女性と皆に嫌われている女性の心が入れ替わった話。
こういう設定が好きで目につけば読んでいるのだが、この話は面白い。最高に愛されている女性は実は鋼のメンタルの持ち主で、どんな悪いことも良いことだと言うことに変えていくポジティブさが読んでて楽しい。
この巻は中途半端に終わっているので早く続きが読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろかった!!これは良い。遺憾無く中村颯希節が発揮されております。異世界(?)後宮で、ど根性の超絶虚弱体質美女と、超健康なれど心根の弱い悪女が入れ替わるというお話。ストレス発散になりました。ただ、とても良いところで終わっているので、続きが読みたくてモヤっとします。
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めっちゃくちゃおもしろかった!
ライト文芸はストーリーはもちろん、それを読んだときに読者がどんな感情を味わえるかが大事、と言われるけれど、この作品はまさにそこが秀逸。
雛宮の五人の姫君のなかでもっとも美しく皆に好かれる(ただし虚弱体質)玲琳は、もっとも嫌われ者の慧月と中身が入れ替わってしまう。
極刑になりかけるし劣悪な環境に放り出されるしで普通なら心が折れるところなのに、玲琳は健康な肉体に感激し、持ち前の鋼のメンタルとサバイバル術、そして悪意を知らず知らず受け流す強さでだんだん周りからの信頼を勝ち取っていく。
悪意を跳ね返して評価をあげていくたびにスカッとするし、主人公の魅力に読者まで引き込まれていく。いわゆる「ざまぁ」に比べて主人公があくまでもいい人で、その善意の前にたくらみがへし折られていくから、後味もよい。
いい物語を読みました。続きも買う。 -
鋼メンタルと病弱の組み合わせって良いよね。
面白かった。 -
本当の美しさとは、内面であると感じた
図太くてステキ! -
主人公の前向きマインドに勇気を貰える。絵も繊細で素敵。よくあるイケメンヒーローキャラに溺愛され守られる姫というわけでなく、むしろヒーロー的立場なイケメン達を結構見事に蔑ろにする様が逆に物語をスッキリと読ませてくれて好き。(すごいドロドロがない)
また、完璧だと思っていた主人公が物語が進むにつれ更なる人間としての成長を見せてくれて思わず応援したくなる。 -
小説家になろうに掲載されてた時にブックマークしてました。
また読んでみたくて覗いたら、番外編だけになってたので、本を購入してみました。
サクサク読めて気持ち良かったです!
一気に読み終わってしまったので、続編も購入しました。届くのが楽しみです! -
ネット小説時代からのファンです。
玲琳の諦めなさと、ツッコミどころ満載のキャラに笑ってしまいます。
納得のラストで、とにかく面白い。 -
前向きな気持ちを見習いたい。