お狐様の異類婚姻譚 元旦那様と鬼の嫁入りに巻き込まれるところです (一迅社文庫アイリス)
- 一迅社 (2019年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758092241
感想・レビュー・書評
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「あんな極悪非道の白狐様など、どこがいいの」ですよねー、ほんと極悪非道だし。雪緒本人もどこがいいのかさっぱり、あえて言うならすべていい、とかいきなりの惚気(笑)さてさて、今回鬼も出てきましたよ。あら、素敵!一途すぎて妻が死んだらすべて食べてしまうとか言っちゃう始末。えええ、死んだあとのことはどうしようもないけど、それ言われたら、すんってなっちゃうわ。すんって。あと、子狐の1匹の名が千速/ちはやと判明。KYなとこもあるけど、賑やかし要員として癒やし要員としては満点かも(笑)HN贔屓ですよ(笑)
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雪緒もてもてだなと思うにつれ、なんで雪緒がそんなに白月が好きなのか分からなくなる。他に良い人いっぱいいるのにな。無邪気な天然に見えてひっそりたくらむ宵丸も楽しい。
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いつも飄々としていて、何かを企んでいそうな白月が、雪緖のことになるとペースが崩れるのが楽しい。自業自得のはずなのに、信じてもらえていないことに納得できていないように見えるのも。白月のことが大好きでそれを隠そうとしない雪緖と、自分の気持ちを自覚しているのかよく分からない白月。この2人の今後をもっと見ていたくなった。
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シリーズ3作一気に読みました。
おもしろかった。
和風/中華風ファンタジーが好きな人は、まず好きな作品だと思います。
こういう作風の小説ではコミカルなセリフ回しが気恥ずかしい作品も多いけれど、この作家さんはそんなことなく、ふふっと笑わせてもらいながら楽しく読ませて頂きました。
続きがあればまた読みたいな。