乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
3.92
  • (32)
  • (36)
  • (23)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 551
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758047531

作品紹介・あらすじ

頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?結末は国外追放か死亡の二択のみ!?破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど…。悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Web小説で人気の悪役令嬢モノの金字塔。
    やっぱりおもしろい! テンポ良く読めて、この先どうなるの!?ってハラハラして、主人公のおバカだけど人情味あるところに惚れて、読んでいる間中楽しかったです。
    アニメで観たのがきっかけだったけれど、小説版はエピソードごとに相手キャラサイドの挿話があって、主人公の言動で彼らがどう救われたかが書いてあるのがいい。
    これは人気出るはずだわ、と再確認しました。

  • 明後日の方向の努力なのに周りの人を巻き込んで最善の結果をうんでしまう主人公、最高
    ニコニコしながら読んでしまった
    主人公目線の文とそれに対する相手側目線の文のギャップを楽しんだりいろんな見方ができて楽しい
    最後のあんまり喋らないメイドさんの話は号泣だった

  • 異世界転生もの。前世で遊んでた乙女ゲーム(途中まで攻略)の悪役令嬢に転生した女の子が破滅フラグを回避するために幼少期から対策する話。前世では野猿と呼ばれる程の木登り名人で若干腐女子な女子高生だった。今世では令嬢らしからぬ振る舞いで老若男女問わず魅了する天然人タラシ(ヒロインまでも魅了)となる。脳内会議が面白い。

  • WEB版既読だけど、やっぱり好き。乙女ゲーム世界に転生したらバッドエンドしかない悪役令嬢で、破滅エンド回避のために行動したら逆ハールートに突入しちゃうお話。魔法学校入学前まで。カタリナ見てて飽きないよね。自分の属性(土)と向かい合うために、立派な畑を作っちゃうんだもんなぁ。主人公がつけてたのと同じとか、確かに弱いってのはわかるわ。

  • 乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が死亡or放逐フラグを避けるべく鍛錬に精を出し、攻略対象の男子と良い関係を築こうとする話。1巻は、主人公が周りの人たちに天真爛漫な接し方をする→攻略対象やその関係者が主人公の言動に救われるというのを人数分繰り返す。web小説っぽい構成だと思ったら、なろう系発だった。主人公は愛された現代の女の子らしく分け隔てなく優しさと親愛をもって接するのだが、貴族社会で傷ついたりしていた攻略対象達にはそれが新鮮になり癒しになる。どうにも主人公マンセー感は否めないが、主人公が気持ちの良い性格なのでそこまで気にならない。そこそこ面白かった。

  • 頭を打った衝撃で前世の記憶を取り戻したカタリナ。しかも、今、自分がいる世界は前世でプレイしていた乙女ゲームの世界。その上、自分はそのゲームで主人公に意地悪する悪役令嬢。このままでは自分には破滅フラグしか存在しない!それを防ぐため破滅フラグをへし折るよう行動を開始する。けれど、その行動が周りを巻き込み恋愛フラグを立てまくる結果に(笑)

    よくある設定だけど、笑った笑った。
    キャラクターたちがみんな個性的。主人公カタリナは土の魔力を持っているけれど、その力を高めるため畑を耕したり、ほっかむりしたりと、とても公爵令嬢とは思えないwwそんな彼女がその天然無自覚な人タラシの能力を発揮して周りの男性陣だけじゃなく女性たちまで魅了しまくる話(笑)まぁ若干好かれ過ぎな感じもするけれど。
    次巻からは魔法学園での話になるのかな?乙女ゲームでの主人公とも出会うことになるだろうし、どういう展開になるのか予想がつかなくて楽しみ。恋愛は進む・・・かなぁ?分からないな(笑)

  • よくあるゲームの悪役令嬢に転生ものだが、楽しかった。
    カタリナ・クラエス公爵令嬢8歳が転生の記憶を思い出すところから、学園入学直前の15歳まで。
    ネットと大筋で変更なし。
    天然で鈍感な人たらしのカタリナが、ゲームの攻略対象のみならず女の子たちまで意識せず攻略してしまう。
    魔力もしょぼく、スペックは普通なカタリナに何故惹かれるのか、各登場人物視点の短編が、とても楽しい。
    書下ろし『君に捧げる贈り物』如何にしてニコル・アスカルトが抜け駆けしてネックレスをカタリナに受け取らせたか。

  • 似たような設定は掃いて捨てるほどあるのでそれについて突っ込み入れないが、面白かった。ルートフラグをへし折るつもりが、逆にフラグ立てて行っているヒロインが面白い。
    ぜひ、百合ルートでと思うが、やっぱり、婚約者が一番ありえるルートなのかな。

  • 主要キャラがみんな好意を寄せてくるのは出来過ぎだと感じなくもありませんが、フラグを回収した結果、自分の高感度が誰よりも上がってしまったという展開は笑えました。
    ネット公開版を読んだので書籍化の加筆部分や書き下ろし部分は未読。

  • ラブコメとして最強!

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1984 年、神奈川県生まれ。
製薬会社を経て、東京薬科大学薬学部に勤務。
博士(理学)。東京工業大学大学院にて取得。
薬剤師(北里大学薬学部卒業)。
著書に『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』(ベレ出版)がある。

「2022年 『ノーベル化学賞に輝いた研究のすごいところをわかりやすく説明してみた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口悟の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×