- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758040921
作品紹介・あらすじ
ラブラブ光線絶賛放射中な妹-うずみ(♀)。元・天才美少女、自由奔放な姉-綾(♀)。みんなのアイドル、気になるクラスメイト-桃川みう(♀)。脚がステキな憧れの先輩-小野塚那智(♀)。彼女たちに振り回される人-ユラキ(♂)。ユラキの悩みは今日もつきることなく、"ぷりるん"はまた現れる。新感覚系ラブストーリー誕生。
感想・レビュー・書評
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素晴らしい迫力!いや、圧倒されました。どうもうまくまとめられないけど、これ凄い。言葉って大体信用の置けないものだけど、言葉にして伝えなければいけない時や、いけない事も必ずあるわけで、その時は逃げちゃいけないんだ。逃げなければお互いきっと救われる、というような事を感じました。ただ、イラストはかわいいのだけどエロ漫画調になっているので、ちょっと余計かな、ない方がよかった。
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体のふれあいではわからないこと。
どんなに体で繋がりあっても、心の壁を打ち破るのは容易ではない。
本当に触って、撫でて、温めてほしいのは心なのに、どうしていいか分からずに体のつながりを求める。 -
書評家・坂上秋成さんが十文字さんの新刊『果てなき天のファタルシス』解説で語られていたので、読んでみました。カバーイラストとかを見るにどんな電波系エロコメディだ、とか想像をしていざ読み始めると……。ということで、ここからはネタバレ丸出しで行かせていただきます。
おい、やり過ぎじゃねぇか、と。学園のヒロインというのは清純で容姿端麗・成績優秀、そんなイメージだったんですよ。読み始めてみると一変、ただのビッチじゃねぇか。非処女の上毎日性行為を行いそれを主人公にきっかり1時間報告する。でも、主人公が勃たなくて性行為につき合わされるけれどそんなことができるはずものない。ではその理由は、というのが今回の物語の根幹になります。いやはや、こんな物語を書けるってライトノベルは広大だわ……。 -
よくみる典型的なラノベ主人公がいたとして、フィクションによるご都合主義を排除した場合、こんな現実が待っているんだと言わんばかりの内容でした。 こんな痛い目に遭うかもしれないんだぞと示唆してくれた。 いや、考えすぎかもしれないけれど。
でも最後はハッピーで閉じているので読後感は悪くないです。良しです。
この作品はつまり幼馴染み最強説を証明するために論じられた小説と言っても過言ではないのではなかろうか。 幼馴染み最強説を支持する私としては、この点を強調してみたい。いや、何を言ってるんだか……。
うん、面白かった。 -
ラノベだけどラノベっぽくないかも。
因みにラブコメではない。苦々しい青春といったところか? -
表紙やタイトルからは想像もできないような内容の重さ・・・。
普通にヤったりするし・・・。
ライト(見た目軽い)なようでライトじゃない(内容的な意味で)、けどライト(ある意味ハッピーED=明るい?)な作品なんじゃないかな・・・、と僕は思う。 -
深い。不快。
一人称なのに他人を描写しているような変わった文体でたんたんと物語が進む。こんなラノベもあるのかとラノベを見直した。
何故星5つでないのか理論的な説明ができない自分に悩む。
●良かった点
淡々とした文体でドロドロの人間関係を書いているところ。かーなりぶっ飛んでいるけど根底の悩みは日常ありそうで自分をなすりつけているのが良い。親友と喧嘩するとか。
●気になった点
目立った点は無し。強いていえばあまりにあっけなく問題が解決するところ。 -
読めば読むほど欝になってくるお話。
最後に少し救いがあるけれど、表紙詐欺にもほどがある。 -
特殊性相対理論・・・価値観の形は人それぞれ
そんな感想を抱きました
近年に蔓延しているラブコメに辟易している人にはいいかも
この人の文体は好きです