確実に儲けを生み出す 不動産投資の教科書 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
4.10
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本棚登録 : 254
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920775

作品紹介・あらすじ

不動産投資の基本から、実践できるようになるまでをまとめた一冊。著者はサラリーマン時代に資産1億円を達成し、現在は投資家へのコンサルティングサービスも行う実践家。その方法を大手外資コンサル時代に培った分析・解説手法でわかりやすくまとめます。

感想・レビュー・書評

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  • ・不動産投資全体の工程、作業が初めから最後まで体系的に整理されているため、不動産投資でやるべきこと、注意する点がよくわかる
    ・事業計画の部分もオペレーションレベルで書かれているため、一読する価値あり

  • 全体像を掴むのにおすすめの一冊。

  • マンションやアパートを専門とする不動産コンサルタントによる不動産投資のノウハウ本。詳しい。
    儲かる物件は1%もなく、根気強く物件探しをする大切さを理解できた。今回この本は図書館で借りたのだが、今後、不動産投資や不動産業に従事することになったら、是非とも購入したい。

    「(プレゼン)図は2秒でわからなければ、そのプレゼンを見ている人の意思決定が遅れてしまい、クライアントの大切な時間を奪うことになります」p5
    「プロの不動産業者やプロ顔負けの不動産投資家は、よい物件を瞬時に見抜き、生き馬の目を抜くようなスピードで買付を行っています。あなたがこれから入ろうとしている世界はそういうところです。全くノーブランドで参入すれば瞬く間に業者の口車にのせられて、たいして儲からないかむしろマイナスになるような「ダメ物件」をつかまされることでしょう」p26
    「不動産投資において手っ取り早く楽して儲かる手段などありません」p29
    「不動産投資は砂漠の砂の中から一粒のダイヤモンドを探し出す作業であり、変化が少なく、興味の持てない退屈極まりない作業の連続です。とても退屈なので、途中でやめてしまったり、見た目だけがきれいな物件に心惹かれて購入してしまいがちです」p32
    「(よい物件とは割安な物件)多くの初心者は「よい」物件を考える時に、立地や建物の状態、設備の内容や駅からの距離、駐車場の台数など様々なファクターを検討してしまい、物件を精査する視点がブレがちです。しかし、「割安」な物件という定義を心に刻んでおけば視点がブレることはありません」p147
    「(現地調査)物件を見ている途中にその物件のお隣やご近所の方が通りかかったら、積極的に声をかけましょう。ご近所の方はその物件の住民や、以前のトラブルなどについて」教えてくれることが多々あります。「この辺りは住みやすいですか?」「このアパートは夜中うるさくないですか?」というように一歩踏み込んで尋ねてみるとよいでしょう」p177
    「(支払い能力が高いことを示すこと)アパートなどの投資物件の売主はほとんどの場合は投資家です。投資家である売主は情で訴える買主ではなく、しっかりと買ってくれる買主を求めているのです」p213
    「融資を制する者が不動産投資を制するといわれるように、不動産投資と切っても切れない関係にあるのが金融機関です」p216
    「金融機関から最も敬遠されるのが「年収が高いわりに現金が少ない人」です。彼らが最も好むのは「年収が高く預金も多い人」で、次に「年収はあまり高くないけれど預金は多い人」です。残念ながら不動産投資では金融機関は「すでに存在する資産」しか評価しないのです」p227
    「金融機関は「まだこの世に存在していない資産」より「すでに存在する資産」を評価することをしっかりと理解して開拓していきましょう」p227
    「(金融機関にしてはいけないこと)「心を許してはいけない」です。これは人情あふれる人であればあるほど難しいことです。金融機関というのは突き詰めていくと「金貸し」になります。「金貸し」と聞くと、なんだか血も涙もない非情の人のように聞こえますが、そのイメージで合っています。銀行にせよ信用金庫にせよ、金融機関の担当者はとてもよい人が多く、一生懸命に融資や事業についての相談を受けてくれます。このこと自体はとてもありがたいのですが、どんなに担当者がよい人でも、その上司や本部の偉い人たちは、あなたのことをシビアに見ています。ポロっと担当者に言ってしまった何気ない一言により、早期返済を求められることもあります。そのため、金融機関に対して心を許してはならず、必要以上にあなたの情報を与えるのは慎まなくてはならないのです」p245
    「(管理会社探し)まずは物件の最寄駅前を探します。最低でも4件以上は回るように心がけてください。4件~10件程度回ることができれば、それぞれの店内や営業の雰囲気などを比較できますので、その中から最もよい管理会社を選択します」p265
    「(頼んではいけない管理会社3つ)「リフォーム系(高額なリフォームを提案してくる)」「安かろう悪かろう(新進気鋭や独立したての売買専門業者に多い)」「古臭くやる気なし(最も多い)」」p269
    「(物件購入後にすべきこと)物件の掃除に行きましょう。最初の1か月は自分で掃除することをおすすめします。というのも、物件を隅々まで掃除すると、これまで見えていなかった細かな故障個所を発見することができるからです」p299

  • わかりやすい

  • 不動産投資を始めるにあたり読みましたが、ホント不動産投資は深いです。覚える事が山ほどあることをしっかり理解できました。

    不動産投資の本は読めば読む程理解が深まりますが、この本は幅広く具体的に内容を教えてくれるためかなりオススメします。

  • ためになる。

  • 不動産事業の業務フローがスタートからゴールまで体系的に書かれていて、まさに教科書。融資や募集は大変参考になった。基本に立ち返るときにまた読みたい。

  • 不動産投資について、わかりやすく解説してある本。
    不動産投資をいざしようというタイミングで読むのがよいと思う。
    素人目線では感じた。

  • 物件の探し方、不動産業者とのつき合い方、金融機関とのつき合い方、管理会社とのつき合い方など不動産投資の基本的なことがかかれている

    不動産投資を過度に賛美するのでなく、事業であり、地道に物件を探し、地道に金融機関とつき合う必要があることを書いているのがよい

    不動産投資には再読する必要がある

  • 不動産投資の基本を本当に丁寧に書いた本。
    しかし中古アパートやマンションに少し比重を置いた内容なので今後それらを手がける時にもう一度読めたい。

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著者プロフィール

姫屋不動産コンサルティング㈱代表。九州大学経済学部卒。
アクセンチュア(株)に10年超勤務し売上3,000億円を超える大企業の会計・経営コンサルティングに従事。
激務の合間に不動産投資を実施し、短期間で資産1億円を達成。
会社員時代に多くの同僚が悪徳不動産屋に騙されていたことから宅建を取得し独立。
年間100件以上の実地調査を行う。メルマガ登録者は2万件を超える、まぐまぐ大賞1位を受賞(不動産部門)。

「2020年 『誰も教えてくれない 不動産売買の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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