英文法の鬼100則 (アスカカルチャー)

著者 :
  • 明日香出版社
4.16
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本棚登録 : 570
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920591

作品紹介・あらすじ

英文法はパターンや「例外」を暗記するのが苦痛…
そんな「使えない」受験英語から脱皮しましょう

英文法のルールを覚えるだけの詰め込み勉強だと、いつまで経っても英語が「使えません」。
「どういう気持ちからこう話すのか」が体感できると、英語で実際に話し、書く力が飛躍的に伸びます。
この本では、「なぜ」そうなるのかを認知言語学的に解説しているので、英語の気持ちと型が理解でき、相手を説得できる英語を使えるようになります。

・どうしてここはingを使うの?
・ここはforかな、toだっけ?
・これは過去形で語るといい案件?

と迷うことがなくなります。

感想・レビュー・書評

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  • 牧野智一さんの『一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書』に続いて読んでみましたが、返却日に間に合わなくて半分で終わりにしました。

    後先考えずにどんどん図書館に予約して、
    自分の首を絞めているということもありますが、
    『一度読んだら~』よりも中身が濃く複雑だったかも。
    でも凄く面白かったので、後ろ髪を引かれる思いなんです。

    最近ウクライナのニュースをよく見ていて、
    「ウクライナから日本に来た人が日本語じょうず」
    「英語を母語としない国の人でも英語じょうずな人がたくさん」と知りました。
    で、やっぱり英語、せっかく習ったのだから上手になりたいって思いました。

    聴くのは動画等で慣らしていけばいいかな。
    そして長文読解より、文法の本がいいなと思いました。
    この本みたいに、単語がそんな難しくなくすぐ下に和訳がある、
    自分にとってその方が気軽に英語に親しめるのではないか、と。

  • 英語が好きな高校生にぜひとも見てほしい。
    それで今まで習ってきた知識の関連性が見えてバラバラだった知識が一つの糸にまとまっていく感覚を掴めたら言語学の道に進んでほしい。そして言語学を十分に学んだ人に日本の英語教育に携わって言語を学ぶ素晴らしさを伝えてほしい。。。

  • 認知言語学、つまりは言語を使うときの気持ちから、英文法を解説する本。

    特に、冠詞aの説明はわかりやすかった。一通り文法を知った人が実際の使用感覚を知るのにいい。使用法の感覚を理解すれば、文法的に暗記するのより実践的な英語使用ができそう。

  • ページ数が多く、読むのに時間がかかった。
    それでも、その時間と対比しても
    読んで良かったと思える本だった。
    日本語と英語の根本が違うことから始まり、英文法が理解しやすいように解説されていて、腑に落ちる部分がたくさんあった!
    高校生の時に一番読みたかった。
    アウトプットはまた別にするとして、インプットするには最適な本だと思う。
    繰り返し、読んで内容を定着させていきたい!

  •  体系的に書かれている文法書ではなく文法項目を100のMUSTに分けて日本語の表現と比較しながら記述されている。
     自動詞と他動詞、動作動詞と状態動詞の違いという基礎的なところから説明している。動作動詞と状態動詞の違いから現在完了形を説明しているのもわかりやすい。
     英語表現を勉強している高校生にも読んで欲しい。

  • 語感を養うのにいい本だ。きちんと覚えてたいね。復習しないと。

  • 英文法の法則やルールを100個に分けて解説。
    なぜそうなるのかを、英語の言語としての根源から解説してくれる個所もあり、非常に納得できる。
    「だからか~」と腑に落ちた個所もかなりあった。

    受験向きというよりは、ビジネス英文向きであると感じた。

    ボリュームが多いので、全てを覚えることもできないことから、手元に置いて英文作成中に都度参照する形がベストであると感じた。

  • 骨太な文法書であった。「なるほど!そう考えればよかったんだ」と思う内容ばかりで、これまでの知識が地肉となったと思われる。デスクに置いておき、何度もレファレンスとして活躍することがあるだろう。
    ただし、最後の章が文法ではないので必要ではなかったと思うことと、文法の知識がある程度備わっている人でないと読むことが困難だと思われる。

  • いわゆる文法書では読んだことが無かった考え方等が数多くありました。
    引き続き周回を重ねていきたい本です。

  • 文法の丸暗記ではなく、ルーツを教えてくれる良本。中学生であれば偏差値50以上、高校生であれば偏差値45以上の子どもから読めると思う。

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著者プロフィール

時吉 秀弥(ときよし・ひでや):兵庫県出身。神戸市外国語大学外国語学部英米語学科卒。米国ルイジアナ州チューレン大学にて国際政治を学ぶ。落語家の弟子、ラジオパーソナリティなどを経て、予備校では20年以上にわたり大学受験生を教える。東京言語研究所にて池上嘉彦東京大学名誉教授、西村義樹東京大学准教授(当時。現教授)、尾上圭介東京大学教授(当時。現名誉教授)、上野善道東京大学名誉教授らのもとで認知言語学、日本語文法、音声学などを学び、2010年、同所で理論言語学賞を受賞。現在(株)スタディーハッカーにてシニアリサーチャーを務めつつ、同社制作のYouTubeチャンネル「時吉秀弥のイングリッシュカンパニーch」にて英語学習法や英文法の解説を発信。著書に『英文法の鬼100則』『英熟語の鬼100則』『英文法の鬼1000問』(明日香出版社)『英文法の極意』(アスク出版)『日本人の英文法』(宝島社新書)。自称「英語職人」。

「2023年 『英語脳スイッチ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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