失敗を「はね返す人」と「引きずる人」の習慣 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920485

作品紹介・あらすじ

行動力をあげたくてもあげられないのは、失敗を恐れてしまうから。行動力のある人は失敗に対する考え方・習慣を確立しているものです。自身の失敗をいかした実例はもちろん、身近な人や社長が失敗をはね返した例などを用いながら、行動力のあがる考え方や習慣を教えます。

感想・レビュー・書評

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  • 私は、なぜか周りから変わっているとか、変だと言われていました。いつもそう言われると、私がなぜ、そう言われてしまうのか、気にしすぎかもしれませんが悩んで落ち込んでばかりで、最近では病院にすら行こうかと思っていたぐらい。
    書店をフラフラ気分転換で歩いていると、飛び込んできた、この本。
    私は、個人的に、著者の言葉に、とても勇気づけられました。
    読んでみると、私が悩んでいたことが、そんな理由や原因だったのかわかったこと。それが、とにかく読んで良かったと思えた理由です。もしかしたら、当然なのかもしれませんが、私と同じようなことを気にしている人がいるなら是非読んでほしいなと思いました。

  • 「失敗」というと、ネガティブな響きを覚える人もいるだろうが、本書を読むと、失敗は成功するための条件であるということが理解できる。失敗から目を背けることが習慣になっている人こそ、目を背ける前に、1度は読んだほうが良い本だと思う。

    私は、いままで失敗を軽んじて、どこか失敗してもごまかしたり、とりつくろうことをしていたようなことが多かった。そのため読んでいるうちに、いままでの失敗を無駄にしていたことに気づけた。

    それだけでも価値があるが、それ以上に失敗の活用法が具体例として、書かれていたため少しずつでも試してみたいと思う。やはり経営者やその道のプロの手法からに身につけたほうが効率的でわかりやすい軸がある。なにより読んだ行動自体を失敗にせず、失敗を跳ね返すために活用する。読んでよかった。

  • 心理学的にも根拠のある内容、とても参考になった。

    タイトルのとおり、二種類の相反するタイプをあらゆる角度(50の切り口)から比較し、はね返す人とはどのような考え方や行動を取るのかを示しながら、はね返すためのキッカケ、ヒントをたくさん提示してくれている。
    自らを見直すキッカケが欲しい人にとっては、必ずいくつかは心に響く項目があるはず。
    私は、900万円の話が衝撃的でした。
    人間関係、仕事に不満を持ち、引きずりやすい自分にどこか不満を持っている。だけど向上心のある人にはおススメです。
    小さくでも切り替えることが、いかに大事かということが行動しやすいよう書かれてる。読みやすいため、困った時に読み直したい

  • 日経新聞の下の広告をみて、気になりました。

    内容自体はメチャメチャ面白くて、こんな本がずっと欲しかったと感じるほどでした。

    失敗への意識が根本から変わります。
    今までは失敗=悪、と思い込んでいました。

    「失敗する事は大切」と頭では分かっていても、やはり心の底では失敗を忌み嫌っていた気がします。

    だから、いつも失敗を恐れて何もできずにいましたが、この本で紹介されている、「はね返すために」、失敗を経験したいと、強く思いました。

  • ドラマ化されてもよい内容だと思う

    一気に駆け抜けるように読了。

    人は皆、それぞれの実体験を聞きたいもの。

    よくある、どこからか持ってきた話には、興味が湧きません。

    だけど、この本は
    失敗の具体例、
    その失敗から何を学んだかが、
    著者の実体験を元に、鮮明に描かれていました。

    いろいろな事例を段階を追って、
    失敗をどう活かして、
    気づきに変えるかを学べる名著だと思う。

    私自身の心に響くものが多くありました。
    良かった。

  • いろんな方々がオススメしていたので、読んで見ました。
    進んで挑戦して自分を試し、成長し続けようする勇気をもらえました

    失敗は成功のもとと、小さい頃によく聞かされましたが、わかって失敗できるわけないし、失敗した方がいいのか?と間違った解釈にならないように、この本では、その誤解をさせない具体的な内容も良かった

    これからもっともっと、積極的にかつ意欲的に、生きようと元気がでる一冊でした。
    ボリュームも抑えられ、非常に読みやすかったです。年代を問わず、様々な方にオススメしたいです。

  • 失敗しないようにするための内容よりも、誰でも失敗することが前提とされていてよい。
    50個にまとまっていて、1つが2〜4ページ程度なのでテンポ良く頭にはいる。
    すぐ読んで、すぐ活かしたい!と思える。

    してしまった失敗を、活用する考え方がわかりやすく書かれている。
    失敗を活かすことこそが、失敗をはね返す人。
    失敗したくないと考える人は、失敗を引きずる人。たしかに同感できる。

    シンプルでわかりやすい内容と具体的で活用できるアドバイスが特徴の書籍。

  • 実際に失敗を怖れないと何が良いのか、私自身よくわかっていない部分もあった。
    思えば、今まで失敗ばかりしていたように思います。

    しかし、それを本当の意味で利用した事はありませんでした。
    それが、この本を読んで、かなりはっきりした気持ちになりました。

    果敢に挑戦したいのだけど、なぜそれが良いのか?また、具体的にどうしたら良いのか?そういったことを知りたい人に、特にオススメしたい本です。

  • 自己啓発系は結構読んでいますが、その中にあっても埋もれないいい本だなーと感じました。テンポよく読めて良いと思います。
    引きずる人、の特徴によく当てはまる私。そんな時にははね返す術を活かしていきたいです。

  • 著名人もこぞって絶賛する「引きずる人から脱却するための方法」に共感、納得。

    人生の「後悔」や「失敗」をテーマにした番組は多く、
    ・テレ東のカンブリア宮殿
    ・フジのザ・ノンフィクション
    ・テレ朝のしくじり先生、
     米倉涼子主演の大ヒットドラマ ドクターXなど失敗をトレンドにしている。

    この本は、考え方だけでなく生き方を学ぶ上でも貴重な内容で、歪んだ認知や心構えを変えるキッカケになると感じた。

    いわゆる「切り替える技術」をキーメッセージとし、私的な成功、公的な成功、そして活用していく3つの視点で役に立つ内容だった。

    この習慣シリーズの特徴として、一つ一つが見開きでまとまっていて、読みやすい。ただし、そのぶん、各項をもっと深く読みたいと感じられるだけに、少し物足りなく感じた。

    それでも、どんな仕事、そしてさまざま立場の人にもおすすめできる1冊であることに間違いはない。

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著者プロフィール

並木秀陸(なみきひでたか)
東京都生まれ。大学卒業後、大手広告会社に入社するも、その後、一念発起して司法試験予備校を受講する。だが、質の低い講義に挫折し独学を余儀なくされる中、多くの資格を短期に一発合格で取得。現在、司法書士、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者、FP技能士、マンション管理士、管理業務主任者などさまざまな国家資格を保有し、合格率は90%を超える。自身が質の低い資格予備校講義を受けてお金を失った経験から、大手予備校の講師となる。その後、独立し、ナルミナスキャリア株式会社(宅建試験対策の研修がメイン事業)代表として、同社を経営。現在も経営の傍ら、現場で自ら講義を担当し、現場感覚を磨き続けて、講師業にも情熱を注ぐ。講師業務は20年に及び教え子は延べ20万人を超え、講義時間は通算2万時間を超える経験を有し、絶大な支持を得ている。
主な著書に、『捨てる勉強法 試験は参考書の3割で一発合格できる!』『脳にこじつけていつでも引き出す記憶術』『失敗を「はね返す人」と「引きずる人」の習慣 』(すべて明日香出版社)など。

「2022年 『はぶく勉強法 20万人が証明 インプットを8割削って一発合格』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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