アウトサイダーズ

  • あすなろ書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751518113

感想・レビュー・書評

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  • グリースとソッシュの対立はさらば青春の光を思い起こさせる。
    登場人物の名前がいい。ソーダポップ、ポニーボーイ、チェリー・・・彩り鮮やかなかわいい名前たち。
    南部の男に誇りを感じたジョニーは彼こそが誇り高い存在。快く思ってなかったダラスだって。
    一番上の兄きとの確執はソーダポップによって確実に取り除かれつつある。彼の引き込み合いが彼に引き寄せられて、ポニーボーイもダリーも歩みよることができる。

    ソッシュもグリースも、人間として話してみれば何ら変わりないのだと気づく。誰でも夕暮れに心打たれることだってある。レッテルというものはいかに薄いか。そんなこと忘れがちの毎日を見直したい。オタクだってリア充だってきっと同じなんだ。

  • 映画の方も観たいんだよなーこれ。

  • ダリル、ソーダポップ、ポニーボーイの三兄弟がとてもいい。もちろんジョニーも、ダラスも、チャラも。

  • たぶん今読んでも若い頃のあの気持ちでは読めないとわかっているので読みかえしません。本に出会うのに年齢は関係ないと思ったこともあったけど、やっぱりそんなことはない。若いときに読んでよかったなと思う。

  • 青春だねぇ。

  • 高校の頃かなあ?この映画を見て大感動した。兄貴分って感じのマット・ディロンが、むっちゃかっこ良かったんだ。上流階級の不良と下町の不良の対立、それが殺人事件にまで発展してしまう。大人と子供の狭間で揺れ動く少年の心の動きを見事に描写した作品。僕もちょうど、この本を読んだ時、大人と子供の狭間だったのかな。映画のシーンでのスティーヴィー・ワンダーの「ステイ・ゴールド」が、またいいんだ。続編もあります。

  • 16歳の描いた名作。1967年初出版、でも今だ色褪せない。14歳のポニーボーイ含むスラムのグリーサーと 対立する上流階級のソッシュを巡るティーンエイジャー達の話。階級社会に限らず色んなことに通じる主張をしてると思う。

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