グローバル資本主義と〈放逐〉の論理――不可視化されゆく人々と空間

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750345024

作品紹介・あらすじ

極端な富の集中の背後に生み出され続け、かつてない規模で生じている貧困、難民、環境破壊。著者はこれを社会システムからの「放逐」の論理の出現と捉え、グローバル資本主義が新たな段階に入り、国家や領土といった既存のカテゴリーを横断する共通したダイナミクスが各地で働いているという仮説を提起する。「おきざりにされた人びと」が各国政治情勢を揺るがすなか、その背景に潜む支配的論理を実証的・概念的に可視化しようと試みる現代社会への警鐘の書。

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  • P40 表1.1 11カ国の中央政府の債務(対GDP比)の表に笑ってしまった。日本は1980年で37.2パーセントが、2009年では183.5パーセントまで上昇している。対DGP比で約2倍!大丈夫か?日本!

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784750345024

  • 東2法経図・開架 332.06A/Sa82g//K

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著者プロフィール

オランダ生まれ。米国のコロンビア大学教授(社会学)。邦訳書に、『グローバリゼーションの時代――国家主権のゆくえ』(平凡社、1999年)、『グローバル空間の政治経済学――都市・移民・情報化』(岩波書店、2004年)、『グローバル・シティ――ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』(筑摩書房、2008年)、『領土・権威・諸権利――グローバリゼーション・スタディーズの現在』(明石書店、2011年)他。

「2017年 『グローバル資本主義と〈放逐〉の論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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