- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750324838
作品紹介・あらすじ
東京学芸大学とソウル市立大学校を中心とする研究者・教員が,15回のシンポジウムを経て10年がかりで完成させた初の日韓交流通史。記述は高校生向けに平易で,写真・地図等も多く掲載。各章の解説や,生徒用,教員・一般読者用の参考文献も載せ完成度は随一。
感想・レビュー・書評
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古代中近世周辺史含めて分かり易く書かれているが、半島史に関しては先方の意向なのか、言い訳がましいのと、大仰に書かれているが実は大したことないようなのが散見される。朝鮮の内部事情がみえにくいのもある。感情的な表現が多く、現代に至ってはかなり一方的。
日韓の歴史を分けて記載しているのも、統合した記述にした方が極東史として理解し易いと思うが、同上の理由か。
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日韓歴史共通教材日韓交流の歴史―先史から現代まで
(和書)2011年03月04日 21:01
2007 明石書店 歴史教育研究会, 歴史教科書研究会
柄谷行人さんの書評から読んでみました。
勉強を全くしなかった私にとって教材を読み通すことは初めてのことです。
柄谷さんの指摘することも解る。人間というもの、尊厳というものをも考えさせられる。 -
日本と韓国の歴史に関わる人々が相互の歴史認識のすり合わせを図りながら作った本ということで、日韓関係・歴史を知るうえで参考になると思い読了。
感想としては、日韓の歴史を知るにはいい一冊だということです。
日本、韓国の主な歴史的事実を抑えながら、それらが日韓交流にいかに影響していくのかということを知ることができます。
また、日本人の私たちが教科書では知らないような韓国で起きたことや日本で起きたことが書かれています。
また、日本と韓国の交流の歴史を学ぶということは自ずと東アジアの歴史を学ぶことにもつながり、グローバル化、中国の台頭、東アジアの国際社会における注目度の高まりを理解する手助けになるはずです。
韓国(朝鮮半島)と日本の豊かな交流と発展を目指すために個々人がどう考えればいいかを促してくれる一冊になることは確実だと思います。 -
非常にわかりやすい教科書。史実として日本と韓国・嫌アジア諸国について日本人は知らなくてはいけない。同時に社会科、日本史、世界史で学習させる必要があるだろう。