兎の眼 (フォア文庫 愛蔵版)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 94
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652073865

作品紹介・あらすじ

新任の小谷先生は、クラスの中でひとことも口をきかない鉄三をめぐって奮闘します。

感想・レビュー・書評

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  • 前に読んだが内容忘れたので再読
    児童文学だけど今の親達にも読んで欲しい。こういう先生たちとの関係って少ないんだろーな。

  • これは小学生くらいで。何かの推薦図書だったのでしょうか。名作だと思う。灰谷さんの本は、あと「少女の器」っていうのを読んだことがある。

  • 登場人物が魅力的で涙します。
    先生になる人に読んでほしい。

  • 2011.11.04. 疲れてきたら、読みたくなる。何度でも、みんなに出会い直すよう。今なら、足立先生と飲みに行けます。

    2010.01.12. 灰谷さんの対談集を読んでから、これは読まないと!と、久しぶりに手に取った。初めて読んだのが、小学生の時で、気づいたらもう、私は小谷先生より年上になってしまっている。いつの間に。そして、もうどうしようもなく、泣けてなけてしかたなかった。足立先生の言葉に泣けて、小谷先生の心に泣けて、バクじいさんの優しい強さに泣けて、鉄三の作文に泣けて…。こんなに涙もろかったかと、泣きながらびっくりするぐらい。教育現場は、今もっと荒廃している。だけど、心が美しい人は、きっと苦しみながらもまだ頑張ってるのかな。それとも、もうペシャンコになってしまってるのかな。読み終わってからも、熱い涙に心を洗われた。

    2006.11. また再読。★5つ

  • 先生って、子供に何をしてあげられるんだろう?って考える本です。
    灰谷さんの小説は、読むと新しい考え方ができるようになるんです。

  • ――ハエが汚いのは動物のせい。動物のフンや腐敗物の少ない春先は、ハエは花の蜜を吸っているから――
    ――ああいう問題を起こす子には、タカラモノが詰まっている――

    小学校教師と子どもたちとの交流が、とても新鮮でスリリング!
    何度も読み返したくなります。

  • かなり いい本です。子供にも大人にも、人間として必要な事が書かれています。今不足してる??<人間らしさ>これを読んで人に優しくそして 先生になろうとしてる方には是非!お勧めです。

  • 何年かごとに読み返しては、しみじみする。

  • これを読んで、学校の先生になろうと思っていた。
    一度だけ灰谷さんのおはなしの会に行ったことがある。それは今考えると、当時の新作「天の瞳」を売り出すためのキャンペーンだったのに、小学生だった私が「この本が好きなんです」と言って持参した兎の眼を出したら、灰谷さんはこころよくその文庫本にサインしてくれた。よき思い出。

  • 灰谷健次郎さんの中でも特に好きな作品<br>
    これ読んだら先生っていいなあと思う!<br>
    こんな素敵な先生に自分もなりたいなあ、とか笑<br>
    読んでみいさあbb誰

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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