ぼくは王さま (理論社名作の愛蔵版 ぼくは王さま 1)

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652001035

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  • 「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子 ほか『改訂 児童サービス論』樹村房、 2004)の、「小学校初級から中級むき」で 紹介されていたので、図書館で借りた

    まえがき「どこの おうちにも こんな 王さまが ひとり いるんですって」
    第1話 ぞうのたまごの たまごやき
    第2話 しゃぼんだまの くびかざり
    第3話 ウソと ホントの 宝石ばこ
    第4話 サーカスにはいった 王さま

    子どものように無邪気な王さまが繰り広げるお話がおもしろく、擬音語に独特のテンポを感じて、お話に入り込んでしまう
    連作短編集なので、子どもも一気に読めてしまうのではないだろうか
    内容も適度に風刺的で、子どもの感じる力と考える力を刺激しそうだ
    第1話では、たまごからはどんな動物がうまれるんだっけ?と考えたり、第2話では、王さまの優しさや純粋さを感じた
    長めの第3話では、王さまと一緒に何で?と考えて、第4話では、どきどきすると同時に環境(存在が意識を決定する)の大切さを感じてしまった
    本作の絵は和田誠さんのもので、私が小学校の頃に親しんだ王さまの顔とは違う
    けれどこれはこれで、ひょうひょうとした感じがいいと思った

  • -内容- 王子の誕生祝いに、国中の人に卵焼きをごちそうしようと象の卵を探したり、シャボン玉の首飾りを作ったり、愉快な王さまのお話4話。

  • y.n

  • 和田誠さんの挿絵

  • 【ぼくは王さま】シリーズ。王さまは、一日中遊んで、食べて、楽しいことをして過ごす。子どものような王さまだけど、これでも苦労してるんだ!ってな訳で、4話収録されている。特に、「ウソとホントの宝石箱」がお薦め。

  • 王さまシリーズは今でも大好き!
    全巻欲しいくらい(´_ゝ`)

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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