豊臣水軍興亡史

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642082969

作品紹介・あらすじ

戦国期、列島各地の海には多様な海上勢力が戦国大名と結びつつ活発な活動を展開した。瀬戸内海の来島村上氏や伊勢海の九鬼氏ら海賊衆は、信長亡き後に天下統一をめざす秀吉の水軍(船手衆)として九州・小田原攻めや朝鮮出兵で活躍、関ヶ原合戦後に解体する。今までとり上げられなかった「海上軍事力」という視点から豊臣政権を見直した好著。

感想・レビュー・書評

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  • 秀吉によって海上軍事力として編成された船手衆の成立過程とその変遷・解体までを辿る一冊。前史として来島村上氏の描写も詳しい。文禄・慶長の役における水軍の編成や動向の詳細が興味深かった。

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著者プロフィール

山内 譲(やまうち ゆずる)
1948年愛媛県生まれ。京都大学文学部卒。愛媛県内の高校教員等を経て、松山大学法学部教授。2017年退職。専門は日本中世史。博士(文学)

主な著書
『中世瀬戸内海地域史の研究』(法政大学出版局、1998年)
『瀬戸内の海賊-村上武吉の戦い-〈増補改訂版〉』(新潮社、2015年)
『豊臣水軍興亡史』(吉川弘文館、2016年)
『海賊の日本史』(講談社、2018年)
『伊予の中世を生きた人々-鎌倉~南北朝時代』(愛媛文化双書刊行会、2021年)

「2022年 『海の領主忽那氏の中世』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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