- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642052399
作品紹介・あらすじ
明治時代のジャーナリスト。不遇な家庭環境や司法省法学校退学事件など、青年期に雌伏を余儀なくされるが、政界との人脈を得て中央進出し、新聞記者の道を選ぶ。徳富蘇峰らと対峙し、時代の直面した事件に独自の論説を展開する一方、『日本』主宰者として新聞社経営に腐心する。時流に迎合しない「独立新聞」をめざした孤高の人生51年に迫る。
感想・レビュー・書評
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陸羯南の伝記であるが、あるべき姿としてのジャーナリズムと現実との狭間で格闘する姿に焦点を当てて論じている。しかし、独立した言論を維持するために奮闘する陸羯南には見習うべきものが大いにある。現在のジャーナリストもぜひとも参考にしてほしい。
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[ 内容 ]
明治時代のジャーナリスト。
不遇な家庭環境や司法省法学校退学事件など、青年期に雌伏を余儀なくされるが、政界との人脈を得て中央進出し、新聞記者の道を選ぶ。
徳富蘇峰らと対峙し、時代の直面した事件に独自の論説を展開する一方、『日本』主宰者として新聞社経営に腐心する。
時流に迎合しない「独立新聞」をめざした孤高の人生51年に迫る。
[ 目次 ]
第1 価値秩序の崩壊と彷徨
第2 辺境から中央へ
第3 「国民主義」的記者としての自己形成
第4 「新聞紙の職分」と「道理」の発揮
第5 ディレンマのはざまで
第6 「独立新聞」の終焉
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