ジェンダー論をつかむ (テキストブックス[つかむ])

  • 有斐閣
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本棚登録 : 237
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641177161

作品紹介・あらすじ

女らしさとか男らしさって?理系に男子が多いのはなぜ?女性の総合職は少ないって聞くけど…。これらは「ジェンダー」にかかわる事柄です。本書は、あなたの常識に思わぬところから問いを投げかける、そんな本。読了後にはいまより自由な世界が広がっているかも。

感想・レビュー・書評

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000968783

  • 現代の「ジェンダー学」の流れを追える名著。
    女性差別というのは、育児に始まり教育、就職、育児、性行為、政治など、ありとあらゆる分野で生じていることである。しかし、権力的にマジョリティの男性側からはそのような「ジェンダーによる差別」に対する問題提起というのは、なかなか生じ得ないのではないか。
    現代日本では、「フェミニズム=女性に甘い」という、本来の意図からは誤ったような解釈をされているが、本書を読むことでなぜフェミニズム運動が生じたか、という歴史的な女性差別について学べる。

  • アベノミクスが「人材の活躍強化 ~女性が輝く日本!~」を政策に掲げている中、男性と女性の関係はどう変化し、今いかなる状態にあるのかというのを一度整理してみたくなった。

    ジェンダー論の主要テーマを概ね網羅し、特に女性の社会的役割がどういった変遷をたどってきたかというのを社会学的な側面から俯瞰できる良書。
    ただ網羅性が高い故に、最近盛り上がる労働関係の問題については記述少なめ。

    またところどころ社会学的な基礎知識が求められる部分があるものの、ジェンダー論の入門には最適だと思います。

  • どの章もとても分かりやすく、ジェンダー研究の動向を概観するのに向いています。
    文献案内も充実していて、興味のある分野についてより深く知ることが出来ると思います。

    『よくわかるジェンダー・スタディー』(「やわらかアカデミズム」シリーズ)と併せて読むとより理解が深まりますが、
    手元に置いておくならこちらかなと思いました。

  • LGBT+ってなに?フェミニズムって何?女性活躍ってなんで大事なの?
    ジェンダー論のさわりを理解する導入本としては最適。じゃっかん前の本であることは否めないけれど、内容はまだまだ現在進行形の課題も多い。
    女性だけでなく、男性にも、いや、男性にこそ読んで考えてほしい一冊。
    (T.I)

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00051126/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://kinoden.kinokuniya.co.jp/tit.library/bookdetail/p/KP00051126

  • ジェンダー論の基礎を学ぶため読了

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著者プロフィール

武蔵大学教授

「2013年 『ジェンダー論をつかむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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