もっと美しき小さな雑草の花図鑑

著者 :
  • 山と渓谷社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635550192

感想・レビュー・書評

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  • 先行本よりもこの続編の方が個人的に好き。
    雑草じゃないところまで記載幅が広がってるけれど、だからこそ面白いのかも。花の写真は相変わらずキレイ。

  • 「美しき小さな雑草の花図鑑」にひく続く第2弾「もっと」
    ニリンソウとかフキとかミソハギとか、雑草扱いしてない花も入っています。セイタカアワダチソウもあり。

    表紙左白い花は「亜米利加根無葛(アメリカネナシカズラ)」
    ヒルガオ科ネナシカズラ属
    この泡のような花弁、一体?と思い全体写真を見ると、ああ、これかー ちょっと手入れをしないと畑に生えてくるニクイヤツだったー う~ん以外と繊細だったのね。

    右の紫は「姫萩(ヒメハギ)」
    ヒメハギ科ヒメハギ属
    これもアップで見るとどこかの蘭?とみまごうばかり。全体像をみると、うz-ん、庭の隅にあるかも。あるいは手入れを怠った畑か・・

    その右下の薄紫は『狸豆(タヌキマメ)」
    マメ科タヌキマメ属
    これもアップにするときれいですねえ。全体像をみると、この花とつぼみが重なっている、ああ、これも田んぼの畦なんかでよくみるなあ。こんなきれいな花だったとは!

    その左薄きみどりのは「野葡萄(ノブドウ)」
    ブドウ科ノブドウ属
    これも全体像をみるとあるある。紅葉し、赤黒い実も写真にあり、これが巻きひげで草木やフェンスにからむとある。そうだ、ブルーベリーにからんでいるのだった。

    右上の黄色いのは「犬芥子(イヌガラシ)」
    アブラナ科イヌガラシ属
    これもイヌがついてるので、カラシナに似ているが小ぶりで辛くないからイヌガラシ。アブラナ科のことを「十字花科」と呼んでいた時代もあった、とある。次のページに「アブラナ科の野草大集合」とあり。ブロッコリー、コマツナ、ワサビなどの花が載っている。どれも花弁が4枚でおしべが6本

    そのしたの茶系のピンクは「苗代苺(ナワシロイチゴ)」
    バラ科キイチゴ属
    これも花はまるで記憶にないが、つぶつぶの赤い実と全体像をみると、見た事がある。藪によく生えているな。


    2020.3.15初版第1刷 図書館

  • やっぱり雑草は楽しい!

    うちの近所にたくさん生えてるけれど1冊目にはなかった、シャクチリソバ、イヌホオズキ、センニンソウ、ノコンギク、ナワシロイチゴなども、美しい写真が掲載されていて嬉しい(๑>◡<๑)

    自分でも拡大写真を撮り始めたけれど、なかなかこの本のようには明瞭に美しく撮ることができない。
    参考になるし、確認になるし、目標でもあります

    『アブラナ科の野菜大集合!』『仲間別の花弁、おしべ、めしべの数の分類』『カヤツリグサ科の花大集合!』など、まとめて知りたいなと思っていたことが網羅されたコラムページもあり、ずっと側に置いてめくっていたい図鑑です!!!

  • わーっ♪可愛い~素敵~好き~(*>∀<*)図書館へ行って第一弾が貸し出し中だったから、これだけ借りてたけれど、こりゃ第一弾も絶対借りねば!あとルーペの購入も検討せねば!(*´∇`*)ウキウキ

  • 2冊目にもまだまだよく見る雑草が出ていました。かわいいけどなぁ・・・はびこるからついむきになって抜いちゃうよなぁ・・・。

  • 【静大OPACへのリンクはこちら】
    https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB29893791

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著者プロフィール

東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。現在、立教大学、国際基督教大学、東京農工大学、早稲田大学非常勤講師。植物の繁殖戦略、虫や動物との相互関係などをフィールドでワクワク調べ、自然観察会やNHKラジオ「子ども科学電話相談」、本や図鑑、絵本の出版など広く啓蒙活動にも力を注いでいる。科学的な植物の知識の普及に貢献した功績により、第29回(2021年)松下幸之助花の万博記念賞松下正治記念賞を受賞。著書に『したたかな植物たち』(春夏篇・秋冬篇、ちくま文庫)、『美しき小さな雑草の花図鑑』(山と溪谷社)、『種子たちの知恵』(NHK出版)、『図鑑NEO 花』(小学館)など多数ある。

「2021年 『野に咲く花の生態図鑑【秋冬篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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