- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634590915
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
日本史の様々な「史料」の現代語訳が掲載され、それについて細かく解説してくれる本。
タイトルからグラフィカルな資料集的な本かと思っていたが、現代語訳・解説の形式のみで、元の原文はもちろん、写真等も無かったのは意外だった。残念というほどではないが…。
おそらく入試の資料問題を想定させた形なのだろう。解説が詳しく、「なぜこのような文章になったか」を詳しく解説されており、解説は十二分で勉強になる。「もういちど読む」のコンセプトに沿っているかとなると、微妙な気もしないでもないが。 -
ゼミと古文書の授業で御成敗式目をよく読んだなぁと懐かしくなった。
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歴史のおさらいに!という目的向けではなかった。
タイトルにも「史料」ってかいてある。。
もう一度日本史勉強して再度挑戦したい -
耳に馴染んだ史料を現代語訳で読み直してみると、その時代の空気が直接に伝わってくるようで、付随の解説を読めばなお理解が深まる。歴史をおさらいしたい大人、または日本史の教師対象の本。
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48の主要な、実際の史料を読んでみよう、という本。
古代の詔から中・近世の掟、政令、そして近代・現代の条約や憲法などまで。
それぞれまず口語訳が載せられ、それにまつわるあれこれが追記される。
著名なものが選ばれており、網羅されているわけではない。
資料として調べるのに使うというよりは、タイトル通り読み物である。 -
<目次>
第1章 古代
第2章 中世
第3章 近世
第4章 近現代
<内容>
山川出版社の「もういちど読む」シリーズ。『詳説日本史』に載る史料から48個を抜粋し、1項目を4ページにまとめたもの。
私的には、原史料をはずし現代語訳だけを載せたこと、見開き4ページにしてしまったことが不満。もう少し背景とか書いてほしかった。まあ、入門書としては現代語訳でとっつきやすくし、解説もあっさりとすることで、参考文献でもっと突っ込んでもらおうという意図はわかります。