もういちど読む 山川日本史史料

  • 山川出版社
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本棚登録 : 70
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634590915

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    日本史の様々な「史料」の現代語訳が掲載され、それについて細かく解説してくれる本。
    タイトルからグラフィカルな資料集的な本かと思っていたが、現代語訳・解説の形式のみで、元の原文はもちろん、写真等も無かったのは意外だった。残念というほどではないが…。
    おそらく入試の資料問題を想定させた形なのだろう。解説が詳しく、「なぜこのような文章になったか」を詳しく解説されており、解説は十二分で勉強になる。「もういちど読む」のコンセプトに沿っているかとなると、微妙な気もしないでもないが。

  • ゼミと古文書の授業で御成敗式目をよく読んだなぁと懐かしくなった。

  • 歴史のおさらいに!という目的向けではなかった。
    タイトルにも「史料」ってかいてある。。
    もう一度日本史勉強して再度挑戦したい

  • 耳に馴染んだ史料を現代語訳で読み直してみると、その時代の空気が直接に伝わってくるようで、付随の解説を読めばなお理解が深まる。歴史をおさらいしたい大人、または日本史の教師対象の本。

  • 48の主要な、実際の史料を読んでみよう、という本。
    古代の詔から中・近世の掟、政令、そして近代・現代の条約や憲法などまで。
    それぞれまず口語訳が載せられ、それにまつわるあれこれが追記される。
    著名なものが選ばれており、網羅されているわけではない。
    資料として調べるのに使うというよりは、タイトル通り読み物である。

  • <目次>
    第1章  古代
    第2章  中世
    第3章  近世
    第4章  近現代

    <内容>
    山川出版社の「もういちど読む」シリーズ。『詳説日本史』に載る史料から48個を抜粋し、1項目を4ページにまとめたもの。
    私的には、原史料をはずし現代語訳だけを載せたこと、見開き4ページにしてしまったことが不満。もう少し背景とか書いてほしかった。まあ、入門書としては現代語訳でとっつきやすくし、解説もあっさりとすることで、参考文献でもっと突っ込んでもらおうという意図はわかります。

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著者プロフィール

下山 忍(しもやま・しのぶ)
東北福祉大学教育学部教授
1956 年群馬県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程
【主な著作・論文】
『学力を伸ばす日本史授業デザイン』明治図書、2011 年(共編著)
『武蔵武士を歩く』勉誠出版、2015 年(共著)
「学習指導要領の改訂~『歴史総合』の趣旨~」『歴史と地理』727 号、2019 年
「高等学校におけるカリキュラム・マネジメントの推進~埼玉県立不動岡高等学校『F プラン』の事例から~」『教職研究』2020、東北福祉大学、2021 年(共著)
「『アイヌ人物屏風』と『種痘施行図』~ 2 つのアイヌ絵の教材化をめぐって~」『東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報』12 号、2021 年

「2022年 『文化財が語る日本の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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