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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634445017
作品紹介・あらすじ
紀元前220年を中心とした世界的古代帝国形成の時代を、西はローマ帝国およびローマに征服された地中海西部、ヘレニズム諸国家に焦点をあて、東は秦漢帝国を取り上げ、同時代の人が「帝国」という現実にいかに対応したかをみる。
感想・レビュー・書評
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標題になっているBC220年からが世界史の始まりとするスタンスだ。これは一つの地域が他の地域と関わりを持ち始めたのがこのあたりの年代ということらしい。
西洋ではローマがカルタゴと事を構え、東洋では秦が中国を統一して広大な地域の経営に入る。洋の東西を問わず民族も習慣も異なる人々を率いていくには、官僚制が必要だったということらしい。そう考えると日本なんて官僚機構がなくとも何とかなりそうなもんだけど。
それはともかく、歴史というのは何を意味するのか。特に世界史というとき、それは何に目を向けるものなのか。当然だけど答えは見つかっていない。 -
歴史
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