虫たちの日本中世史:『梁塵秘抄』からの風景 (叢書・知を究める 19)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623090587

作品紹介・あらすじ

本書は、平安時代末の流行歌今様を出発点に、中世の人々と虫の関わりを追いかけ、小さな虫の世界から覗いた中世の風景のささやかであっても豊かな世界を切り取る。私たち現代人の持つ虫への思いは、過去とどのようにつながっているのか、さまざまな文学・芸能・信仰などに現れる虫の姿に導かれながらたどる新しい日本中世史。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!!!図書館で借りたんだが、
    買うわ。これは何度も読むと思う。
    中世文学や美術に出てくる昆虫の描写を集め、説明解説。
    超ヴォリューミー。
    非常にわかりやすく、ツボすぎる。
    めちゃめちゃ楽しい。

  • 「虫たちの日本中世史」植木朝子著|日刊ゲンダイDIGITAL
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/289803

    【一聞百見】同志社大、初の女性学長 植木朝子さん 創立150年へ邁進中 - 産経ニュース(2020/7/31)
    https://www.sankei.com/article/20200731-4PIWBZCUNBKALPFPJO6YROTYZU/

    虫たちの日本中世史 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
    https://www.minervashobo.co.jp/book/b548726.html

  • 日本語だとこれが読書案内になってくれるからありがたい。楽しい。蝶って不吉だったりするのね。

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著者プロフィール

1967年東京都生。お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得。 博士(人文科学)。現在 同志社大学教授。
主要著書『梁塵秘抄とその周縁』(三省堂)『中世小歌 愛の諸相』(森話社)『梁塵秘抄の世界』(角川学芸出版)

「2011年 『今様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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