青山二郎:物は一眼 人は一口 (ミネルヴァ日本評伝選 210)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623090075

作品紹介・あらすじ

青山二郎(1901年から1979年)古陶磁鑑賞家・装幀家・文筆家。

十代から毎月小遣い500円(時価125万円)を貰い、骨董を買い漁り、飲む打つ買うの放蕩に耽った。そして、柳宗悦との民芸運動、北大路魯山人との出会い。「青山学院」の校長として小林秀雄、白洲正子、河上徹太郎、中原中也などの面々との交流。この交流は、美を追い求めた求道者としての生涯にいかにかかわったのか、その全貌に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 青山二郎の文章はわからないなりにひととおり読んだけれど(理解できたかどうかは別)、まったくの第三者が分析・批評している文章を読んだのは初めて(宇野千代・白洲正子はある)。柳宗悦との関係など、初めて知ったこと多数。
    「青山学院」の関係など、たとえ現在金があったとしても、こういう人間関係は作りだすことはできないだろうなと思う。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/210/K

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著者プロフィール

1942年生まれ。1968年、東京大学人文科学研究科修士課程修了。アメリカ文学、文化専攻。名古屋大学名誉教授。愛知文教大学教授。主な著書: 『ヘミングウェイの世界』(共著・荒地出版社)、『スタインベック研究』(共著・荒地出版社)、『ヘミングウェイを横断する』(共著・本の友社)、『ヘミングウェイの時代』(共著・彩流社)他。

「2009年 『祝祭都市ニューヨーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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