戦後日本首相の外交思想:吉田茂から小泉純一郎まで

著者 :
制作 : 増田 弘 
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 30
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623075065

作品紹介・あらすじ

本書は、戦後日本の首相たちが、どのような外交思想に基づいて外交を進めていったかについて検討する研究書である。吉田茂から小泉純一郎まで、主要な首相 17名を取り上げ、時代に応じて変わる外交課題と思想の関係を描き出す。戦後首相の列伝で、第一線で活躍する政治学者が研究書として刊行するものは皆無であり、戦後政治史・外交史研究の古典となる一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:319.1A/Ma66s//K

  • 時期区分は論者によって異なる。編者の増田はこうである。

    第1期 復興期 吉田~岸
    第2期 発展期 池田~中曽根
    第3期 変動期 現在まで


    スウェーデンのエドストローム(巻末の論文)は次のとおり。

    第1期 1975年まで(G7(サミット)に加盟)
    第2期 90年代初頭(湾岸戦争)まで
    第3期 それ以降

  • 日経新聞 書評 2016年10月30日
    五百旗頭薫
    N区図書館

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著者プロフィール

立正大学名誉教授、前東洋英和女学院大学教授、平和祈念展示資料館名誉館長。
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。
専門分野:日本政治外交史。
主要著作:
『石橋湛山研究―「小日本主義者」の国際認識』(東洋経済新報社、1990年)、
『公職追放―三大政治パージの研究』(東京大学出版会、1996年)、
『自衛隊の誕生―日本の再軍備とアメリカ』(中公新書、2004年)、
『マッカーサー―フィリピン統治から日本占領へ』(中公新書、2009年)、
『ニクソン訪中と冷戦構造の変容―米中接近の衝撃と周辺諸国』 (編著、慶應義塾大学出版会、2006年)、
『大日本帝国の崩壊と引揚・復員』(編著、慶應義塾大学出版会、2012年)、
『周恩来キッシンジャー機密会談録』(共監訳、岩波書店、2004年)、ほか多数。

「2019年 『南方からの帰還 日本軍兵士の抑留と復員』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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