マンホール:意匠があらわす日本の文化と歴史 (シリーズ・ニッポン再発見)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 86
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623074471

感想・レビュー・書評

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  • 【展示用コメント】
    足元に、ひっそり佇む我が町自慢。
    あちこちの町へ出かけてみたくなります。

    【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
    https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001664646

  • 著者は元東京都下水道局勤務(しかし専門の仕事は「下水処理場の水質検査」であり、マンホールとは縁がなかったとか)。タイトルや装丁はお堅い感じだけど、全国各地のマンホールをテーマごとに分類し、簡単な説明を加えつつ紹介してあって読みやすい(わが町のもあった!)。まぁよくぞ個人でこれだけ集めたなというマンホール画像の数々。自分もあちこち出かけて探してみよう♪ 人が入れるのがマンホールで、入れない小さいのをハンドホールって呼ぶのは知らなかったな。

  • マニアック!
    これでは確かに職場の人から変態扱いされるでしょうね。
    AR機能付きのマンホールの蓋があるのには驚きました。

  • マンホールの蓋の表面模様の役割は、そもそもが滑り止め。表面模様の凹凸が小さすぎると滑ってしまい、逆に大きすぎると躓きの原因となる。機能性を考慮した最適の深さが6ミリで凹凸の割合は2対1。合理性一辺倒の諸外国のマンホールには滑り止めがあるだけ。これに対して日本のそれには様々な絵柄を見ることができる。各市町村のシンボルとなる花、木、鳥をはじめとしてお祭りや風景、伝統工芸、名産品など、どれもこれも意匠をこらした見ごたえのあるものばかり。中には、なぞかけのようなものまである。世界に類を見ない日本固有の情趣と遊び心のなせる業である。魅せられすっかり虜になってしまった。

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