マンホール:意匠があらわす日本の文化と歴史 (シリーズ・ニッポン再発見)
- ミネルヴァ書房 (2015年9月10日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623074471
感想・レビュー・書評
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【展示用コメント】
足元に、ひっそり佇む我が町自慢。
あちこちの町へ出かけてみたくなります。
【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001664646 -
マンホールの蓋の表面模様の役割は、そもそもが滑り止め。表面模様の凹凸が小さすぎると滑ってしまい、逆に大きすぎると躓きの原因となる。機能性を考慮した最適の深さが6ミリで凹凸の割合は2対1。合理性一辺倒の諸外国のマンホールには滑り止めがあるだけ。これに対して日本のそれには様々な絵柄を見ることができる。各市町村のシンボルとなる花、木、鳥をはじめとしてお祭りや風景、伝統工芸、名産品など、どれもこれも意匠をこらした見ごたえのあるものばかり。中には、なぞかけのようなものまである。世界に類を見ない日本固有の情趣と遊び心のなせる業である。魅せられすっかり虜になってしまった。
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