民主政治はなぜ「大統領制化」するのか: 現代民主主義国家の比較研究

制作 : T・ポグントケ  P・ウェブ 
  • ミネルヴァ書房
3.67
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623070381

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:313.7A/P76m//K

  • 朝日の柄谷行人さん書評から読んでみたのです。柄谷さんの書評に出会わなければ僕がたぶん読まないだろう本を今までも読んできました。この本もその一冊で書評を読まなければ縁のない本でした。

    比較研究であり、どのような力学がプロパガンダモデルとデモクラシー(多数派支配)と個人の人格による大統領的存在の選択に関わりあっているのかが比較研究されていてその比較研究の中に僕の今所属している日本国の現状も自らの経験と考察から比較し研究することを可能にしている普遍的な内容だと思いました。

    現在の政治批判から比較研究するなかなか参考になる本でした。

    ただ読み切るのには比較研究だけあってその国の現況をしらないと理解しづらくまた反復される各国の研究に少し飽いた感がありましたがでもなかなか面白い視点でこういった研究はたいへん有益であると感じました。

  • ヨーロッパ政治学会のワークショップをきっかけとした本だそうで、ヨーロッパ各国に北米を加えた各国の検証が並ぶ。
    各国の事情が違うけど、結局は大同小異で同じ傾向を示すと例証し、議会制民主主義の行き詰まりを示す本。一般向け読み物として書かれた訳ではなく、各国の事情に通じていないと理解できない内容が多い。

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