「邪馬台国」はなかった:解読された倭人伝の謎 (古田武彦・古代史コレクション 1)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 79
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623051786

作品紹介・あらすじ

「魏志倭人伝」に「邪馬台国」という国名は存在しない-。あまりにも明白なこの事実がいかにながらく無視されてきたか。これで日本の歴史学ははたして成り立つのだろうか。原文の徹底した史料批判から、女王国が全貌を現わし、旧い日本の歴史像を一変する。長文の書き下ろし「日本の生きた歴史」を新たに加えて、待望の復刊。

感想・レビュー・書評

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  • 随分と古い本だが、冬休みの課題図書として、ようやく読了。

  • これが全て本当、とはいえませんが、しかし今まで学校で習った古代史観は変わると思います。
    検証ページが長く、こういう形の本を初めて読んだわたしは何度か挫折してしまいそうになりました(笑)
    しかし、今までの定説を覆すためにはこの量は必要だったのでしょう

    一部知識のひけらかしのような所は感じられましたが、推理小説のような論理的な文章展開はとても読みやすかったです。

  • 初版を読んだ。キーワードは「壱」である。

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著者プロフィール

1926年、福島県生まれ。旧制広島高校を経て、東北大学法文学部日本思想史科において村岡典嗣に学ぶ。長野県立松本深志高校教諭、神戸森高校講師、神戸市立湊川高校、京都市立落陽高校教諭を経て、1980年、龍谷大学講師、1984‐96年、昭和薬科大学教授。
〈著作〉 『「邪馬台国」はなかった――解読された倭人伝の謎』(朝日新聞、1971年、朝日文庫、1992年)、『失われた九州王朝――天皇家以前の古代史』(朝日新聞、1973年、朝日文庫、1993年)、『盗まれた神話――記・紀の秘密』(朝日新聞、1975年、朝日文庫、1993年)、『古田武彦著作集 親鸞・思想史研究編』全3巻(明石書店、2002年)、『古田武彦・古代史コレクション』(ミネルヴァ書房、2010年~)、『卑弥呼〈ひみか〉――鬼道に事え、見る有る者少なし』(ミネルヴァ書房、2011年)

「2012年 『わたしひとりの親鸞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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