- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622090816
作品紹介・あらすじ
1968年に各国で勃発したあの運動は何だったのか。世界革命か、民衆蜂起か? 戦後史のなかで特別な地位にあり、現代に通じる問題群を提起する事件でありながら、その評価は今も定まらない。本書はその本拠地フランス五月革命に焦点を当て、反革命としてのドゴール政治を通じてその意味をさぐり、革命と反革命の双方を政治史に位置づける。本国での研究の死角から切り込む、長年の研究の成果。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:312.35A/Y86i//K
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序章 「六八年五月革命」―シンボルと歴史の狭間で
五月革命の意味
推移と気血
射程と意義
第1章 五月革命をめぐる諸解釈と問題設定
世界同時/個別革命としての1968年
68年世代の形成
分析資角
第2章 ドゴール主義とは何であったのか
バイユー演説
ドゴール主義と民主主義
社会的次元ー参加とは何か
社会に抗する国家
第3章 「革命」に対する政治の「勝利」
学生の5月→社会の5月
ポンピドゥーの退陣
第4章 国民投票とドゴールの退陣
国民投票への道
終章 居場所なき革命
新たな保守政治への助走