ヴィータ ――遺棄された者たちの生

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622087861

作品紹介・あらすじ

ブラジル郊外の都市にあるヴィータという保護施設に入所しているカタリナという女性の人生を手がかりに、生とは何かを描いた民族誌。一日中黙って下を向いて座っている者、何かをぶつぶつ喋りつづける者、「元・人間」たちが収容されたヴィータの中で、夫や子供や親族から見捨てられたカタリナは手帳に言葉を綴る…それは主体を取り戻す戦いの物語であった。棄てられた者たちの生きられた経験を多角的に描き数々の賞を受賞した、人類学者の比類なき書。

感想・レビュー・書評

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  • ブラジル南部の保護施設「ヴィータ」の入所者(薬物依存症患者・精神病患者・高齢者)を描く。

  • 東2法経図・6F開架:498A/B41v//K

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著者プロフィール

南ブラジルで生まれ育つ。ブラジルで神学とジャーナリズムの学士号および哲学の修士号を取得。1999年にカリフォルニア大学バークレー校で文化人類学の博士号を取得。カリフォルニア州バークレーにある宗教学総合研究センターで1996年に宗教学の博士号も取得している。専門は医療人類学。1998-2000年には博士研究員としてハーヴァード大学に所属。現在はプリンストン大学人類学部教授および同大学の「グローバル・ヘルスと健康政策」プログラムの事務局長およびブラジル研究所の事務局長を務める。

「2019年 『ヴィータ 遺棄された者たちの生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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