戦争文化と愛国心――非戦を考える

著者 :
  • みすず書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622085188

作品紹介・あらすじ

〈皇国の少国民〉が最初のアイデンティティだった…少年時代の記憶に語らせながら、戦争を誘発し、戦争への道を用意する戦争文化が、何によって、誰によって形作られ、どのように生活に忍び込み、日本を覆っていったかを検証し、日本、さらにフランスのテキストを参照しながら、戦後の非戦の思想の系譜を辿る。戦争か平和かの岐路に立つ今、出来合いの処方箋は何もないところで、一人一人が戦争文化に立ち向かう道を探る。

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  • 富山県立図書館
    319.8/784/

  • 戦争

  • 東2法経図・6F開架 319.8A/E15s//K

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著者プロフィール

1959年、東京大学仏文科卒業、1966年、同大学院博士課程単位取得退学、同年より一橋大学勤務、のち教授。1996年、定年退官、関西学院大学教授。2002年退職。ジャン=ポール・サルトル、フランツ・ファノンなど、左翼抵抗思想の文学を専攻、翻訳し、評論活動をおこなう。また1986年、独身生活を勧めた『シングル・ライフ』がベストセラーとなる。訳書にサルトル『実存主義とは何か』(人文書院)、共訳書に、F.ファノン『地に呪われたる者』(みすず書房)、J・ジュネ『恋する虜』ほか多数。

「2015年 『家の馬鹿息子 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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