熱血シュークリーム 橋本治少年マンガ読本

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620326054

作品紹介・あらすじ

ちばてつや、大友克洋、手塚治虫、高橋留美子、望月峯太郎……
日本を代表する知性・橋本治が遺した類のない少年マンガ論集。

感想・レビュー・書評

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  • ああ・・・やっぱり(脱力)。わかっていはいたけど、今回も橋本氏の著書はしつこく、クドく、南海。でも、読むべき意義はふんだんである。80年代、氏も30代前半。バブルの匂いもプンプンさせながら、今、こんなこと言ってたらジェンダーやハラスメント云々の観点から糾弾されると思う。でも、氏は決してひるまないんだろうな。とにかくしつこい。そして旧人類の男を思わせる表現は少年マンガには今もないのかもしれないけど、BLを決して受け入れてないのが、おお、今と80年代は全然違うんだ~と感慨深くもあった。

    手法やマンガの書き方のうんちくに至っては、ちょっとめげそうになった。そもそも私はここにあげられている作品のほとんど読んだこともない。あしたのジョーだってテレビアニメでちらっとすれ違ったくらいなのだから。

    ヘンな汗をかきながら読みました。

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著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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