幹事長秘録

著者 :
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 31
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620325101

作品紹介・あらすじ

幹事長は最高のポジションだ! 田中角栄

「ナンバー2でありながらカネと実権を握り、総理総裁を脅かす存在」
「怪物」蠢く、永田町バトルロワイヤル!

55年体制後、実に12人の総理を輩出した「宰相への最短ポスト」である与党「幹事長」。権力闘争が最も苛烈だった「角福戦争」時代の当事者である田中角栄、福田赳夫、三木武夫、大平正芳、中曽根康弘のいわゆる「三角大福中」は、全員が幹事長経験者である。
また、岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三の「安倍家三代」も幹事長経験者である。
いったいどこに幹事長権力の秘密が宿るのか?
「幹事長は、黒子の親玉みたいなものだな」と三度、与党幹事長を歴任した小沢一郎は吐露する。与党の国政選挙を取り仕切り、党資金、政局の行方を左右する幹事長権力の実体を、若き日の田中角栄幹事長から現職の二階俊博自民党幹事長まで直撃し、肉迫し続ける大下英治が描く、永田町「権力の攻防」ノンフィクション!

感想・レビュー・書評

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  • いい話、うまくいった話だけなので、盛り上がりもなく淡々と読めてしまう。政治家がらみのノンフィクションというのは、ヨイショが多い。

  • 「幹事長は最高のポジションだ!」ーー田中角栄
    「幹事長は、黒子の親玉みたいなものだな」ーー小沢一郎

    与党の国政選挙を取り仕切り、党資金、政局の行方を左右する幹事長権力の実体を、若き日の田中角栄幹事長から現職の二階俊博自民党幹事長まで肉迫し続ける著者大下英治が描く、永田町「権力の攻防」ノンフィクション!

  • 秘録でもなんでもない

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著者プロフィール

1944 年6月7日、広島県に生まれる。1968 年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970 年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「トップ屋魂 首輪のない猟犬」(イースト・プレス)など400 冊以上にのぼる。
近著に、「田中角栄秘録」「官房長官秘録」「小泉純一郎・進次郎秘録」「清和会秘録」(イースト・プレス)、「映画女優 吉永小百合」(朝日新聞出版)など。

「2016年 『田中角栄の酒 「喜びの酒」「悲しみの酒」「怒りの酒」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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