- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596525260
感想・レビュー・書評
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18世紀のロンドンの路地裏でひっそりと営む女性の為の薬屋の女主人とお屋敷のメイド。ひょんな事からテムズ川で薬瓶を手にした現代女性。物語はこの3人が交互に語る形式で進められる。時代背景も現代女性が置かれてる状況もしっかり描いてある上でミステリーの伏線もうまく働いていてほんとに面白かった。
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今後の伸び代は感じる。
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1791年と現代のロンドンが舞台。現代はアメリカ人30代女性キャロラインと、過去は薬師ネッラとメイドの少女イライザの3人の視点で綴られていく。その当時のロンドンにあまりいいイメージを持っていないので,本書を手にするのにやや躊躇していたが読み進めてみると、まぁそんな杞憂は吹っ飛んだ。いやーなサスペンス・スリラー感もなく、あと味も良し。
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時代と視点が交互に変わる作品が大好きなので、最高の作品だった。
花草虫の知識を持った薬師の視点の話が特に良かった。自ら作る毒で女性を助けるが、その毒が自分自身を死にも向かわせているのは何とも可哀想でならなかった。どの時代でもどの国でもまだまだ男尊女卑で、女性が地位を築くのは血反吐が出るくらい努力しないといけないのだよね。 -
設定はちょい魅力的もストーリーが地味、登場人物も魅力的でなく、謎解きもそんなに大したことなく。ただ展開は面白く、情景描写も上手で何だか引き込まれてしまいました。その後の展開が気になる本でした。
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いい感じに終わるのだが、アングラ商売でロゴ付きビン使うっていう設定がバカすぎ。
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外国の小説は名前が頭に入ってこず読みにくいのですが、登場人物が少なかったので混乱せず読み進めることができました。
https://deadline.com/2021/06/the-lost-apothecary-novel-in-the-works-as-drama-series-fox-1234768141/