- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594093112
作品紹介・あらすじ
「日本人は生産性が低い」――昨今、よく聞くこんな言葉に「能力がないから生産性が低いんだ」と落ち込む必要は、まったくありません。仕事は人間関係、環境、働き方など「職場」次第。
「自分のせい」「上司の言うことは絶対」
そんな余計なストレスに押し潰される前に、もっとラクに仕事に向き合える方法があります。もっと自分の可能性を開花させられる方法があります。
私たちは何のために働くのか?
well-being(よく生きる)ために必要な「本当の仕事と自分の関係」について、20のエッセンスにまとめました。
感想・レビュー・書評
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「もういいや。職場では無心で生きよう」
もし職場が辛いなら、はみ出せばいい。自分の可能性を諦める前に、まずは小さな一歩でも越境してみて。越境とは、異なる人々、文化、働き方と出会い、心の火を灯す行為。様々な人や仕事と触れ合って、凝り固まった職場の”常識””思い込み”から離れ、複業でいくつかのキャッシュポイントを持てば心に余裕が生まれ、つまらない職場の同調圧力に屈せず済むようにになる。尊敬できる仕事人と会えば、腹の立つ上司なことで頭がいっぱいになるような人生の無駄も減る。
上司=師匠ではない
選び用のない人間関係で合わない上司がいるのは当たり前で、上司が優れているとは限らない。単なる会社組織上のポジションに過ぎない。能力や責任以上に、その上司とソリが合わなかっただけ。
ビジネスという点で、昔の勝ちパターンが今はどんどん通用しなくなってきている。50代の働き方を真似たって同じようなキャリアは描けない。従ったって誰も責任を取らない。むしろ若い世代や社外にこそ答えが潜んでいる可能性も。
今のご時世苦しんでも報われるとは限らない。我慢くらべから逃げても裏切り者ではない。仕事は苦しいものからの卒業で、あなたから見切りをつけて、心地よく働くことができる職場に身を移そう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんなアップデートが必要。あちこちでおすすめしてく本のひとつ。
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「〇〇は9割」系のニ番煎じはもう読むまいと思った。分かっているのに、ついつい読んでしまった…内容が浅い。
「上司は選べない」とあるが、人事や管理職でない限り、部下も選べませんから!上司について辛口トークだったので、若干むかっときた私はまだまだ修行が足りませんなぁ。
報連相のコツは分かりやすかった。
①報告なのか連絡なのか相談なのかをはっきりさせる。
②何の件なのか、議題を明確に伝える。
③所要時間を示す。
④結論から伝える。
⑤論点を数で示す(ナンバリング)。 -
俗に言う「9割本」だが、的を射た内容であり、仕事は職場が9割だからこそこうしましょう、というところまで踏み込んで解説されている
特に、内外問わず視野を広げる「越境」について、重要視して書かれている
筆者自身の経験に基づいた現実味のあるアドバイスには、親近感も得やすかった