ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3

  • 扶桑社
4.07
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594087999

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計10万部を突破するなど、コロナ禍のなか大きな反響を呼んだ『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』と『コロナ論2』。最新の科学的データと歴史的知見を駆使して、「専門家」とメディアが作り上げたコロナを巡る“嘘”を次々と暴いてきたが、第3弾となる今回も、コロナで炙り出されたグローバリズムの危うさ、生命至上主義以上に尊い経世済民の志、医療崩壊の危機を煽る日本医師会のペテン、ポピュリズムに走る全国の知事たち、女性の自殺者が急増している真の理由、マスク全体主義の愚かさ、集団免疫とウイルス干渉が起きていた可能性、手塚治虫と宮崎駿両作品が言い当てていた人間の愚かさ、バタイユの「蕩尽」に隠されたヒント……など、縦横無尽に描き尽くす。



さらに今回は、日本の論壇を牽引する国際政治学者の三浦瑠麗氏と、医師でベストセラー『本当はこわくない新型コロナウイルス ー最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実』の著者でもある井上正康・大阪市立大学名誉教授との特別対談2本も収録。



『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのりが描く渾身の問題作となっている。

感想・レビュー・書評

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  • ゆるキャラのコロナ君、最高!
    小林よしのりは天才だと思う。
    それにしても玉川さんとか岡田さんのひどい顔と対照的。

    彼のコロナ論はだいたい理解したつもり。
    賛成の立場です。

    ただ、一つ。マスクについて。
    花粉症のない私は元々マスクをする機会が少なかったのですが
    この一年以上つけていて、すっかり気に入ってしまいました。

    マスクって感情が隠せるんですね。
    たとえば、他人の失敗を見て笑いがとまらないとき
    (ごめんなさい)
    いままでは一生懸命笑いこらえて、でも我慢すればするほど激しくなって、申し訳なかったです。
    でもマスクすると小出しで笑えるので、バレずにすむ。
    など、マスクの利点が多くて。

    マスク以外でも、わりとコロナで良かったことが多い自分です。
    すみません。困っている人がたくさんいて、
    そのために頑張っているよしりん
    応援します。

  • ●日本の医療はここ何年も予算が削られ、大病院でも合併したり病床数を削減しなければならなかったりで、現場のフラストレーションが溜まっていた。そこに新型コロナで予算がどんと増えた。しかも2類でこそ予算を増やしてもらえるのです。だから「2類」を維持し、わざと医療逼迫状態を作り、国民の不安を煽る。医は算術に堕した下衆の所業である。

  • 1、2同様、コロナに対する正しい理解が進んだ。またインフルエンザが減った理由も腹落ちした。

  • 久々のゴーマニズム宣言。偶然図書館で見つけたので1~3巻を一気に借りて読んだ。ほんと、コロナを早く5類にすればこんな騒動にならなくてすむんだよな。ほんといつまで続くのか。感染者数ばっか毎日発表して、死亡者数とか重傷者数を出さないし。テレビのコロナニュースはほとんど飛ばしている。

  • YouTube削除されているのはしらなかったー

  • 新型コロナにおけるファクターXを「日本に土着の旧型コロナ」と、「2020年3月までの中国人観光客がもたらした弱毒型コロナ」だとしている点が大変興味深かった。
    また、いつまでも終わらないコロナ禍の現状について、マスコミによる「インフォデミック」はあるものの、さらに一歩進んで、日本人がコロナ自粛生活の一体感を祭(犠牲を伴う古代の「祝祭」のような祭)としていると結論づけている点も非常に納得した。

  • コロナ論1は命より経済が大事であり、コロナ論2は日本の現状はパンデミックではなくインフォデミックであると筆者は主張していた。本書は全体主義的な風潮に堕落した日本社会になんとか風穴を開けようという覚悟が伝わってきた。まず、病床逼迫のニュースについては、感染症分類をインフルと同等の5類にすれば、どの病院でも診察でき、即座に解決できるとしている。自分で調べればすぐわかることをせず、テレビのニュースを鵜呑みにしていた自分を恥じた。とにかく、筆者の主張は一貫している。弱い立場にいるのは、高齢者や持病を持ち重症化した人ではなく、活動を制限された子ども、若者と、仕事を失い、生活に困窮している女性であると、弱者設定の間違いを批判している。高齢者が先に死ねばいいのか、という非難も覚悟しながら、真実を伝えようとする姿勢に好感が持てた。今後もマスコミの報道を鵜呑みにせず、自分で思考して、行動しようと決意させられた。

  • メディア、マスコミは不安しか煽らないので嫌いだ。国民がインフルエンザ並に不安感と恐怖感にならないと終わらない
    コロナを二類から格下げ(二類だと指定医療機関でしかみれない。160万あるベッドの3万しか使えない)、PSR検査数(陽性=コロナではない)を減らせばいい

  • 富める者が蓄えた財産をとうじん蕩尽することで 子供が大事な時期に獲得免疫を持つ機会をアルコール消毒によって阻んでいるようものですよ 日本で起きる殺人事件の5割は家族による犯行だからね くりのべ繰延 死者が減るパンデミックかよ インフルエンザは人間の細胞の受容体(レセプター)を、新コロに奪われたまま流行出来なかった。 ウイルスに意志等無く寧ろ細胞がウイルスを選んでいるのだ 学習能力ゼロ!完全に同じ轍を踏んだのだ! 「ルールは守るべき」という畜群根性には、わしは与しない。 マスクという現代のアマビエの札を口に貼り付ける迷信を普及させているだけだ さんげ散華 ウイルス干渉(ウイルス感染で自然免疫が誘導され、他のウイルスに感染しづらくなる現象) この国に蔓延している「コロナ恐怖症」は感情の発露だから、理論で説明しても中々収まりません。恐怖感は科学的な安心感で上書きし続けなければ治癒出来ないので、日々「安心感の処方箋」として情報発信に努めています。 ルールそのものを疑う視点が全然無いのは、流石に「個」の無い日本人、集団主義の日本人、同調圧力の日本人である。 将来、今の日本人が子孫達から笑い者にされるのは間違いない。

  • 小林よしのりが描く『コロナ論』の第三弾。
    2021年5月になっても一貫してコロナが脅威でないことを説く姿勢は一貫してた。

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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